高雄と台南行ってきたので報告するよ その2

こんにちは。

つづく、と書いておきながらまったく更新する気配がなかったのですが高雄と台南にいってきたのその2です。年まで変わってしまいました。写真はスマホとデジタル一眼で撮ったのですが、ブログに上げるのに編集する手間っていうのはみなさんどうやってるのでしょうか? それが楽しいからブログやってるのかな?

<旅行開始から現時点でのビール 2杯>

沖縄発高雄行きの飛行機は台湾の人で埋め尽くされており日本人は多分私だけでした。高雄空港はローカルな感じで、文字が繁体字メインになっておりやっぱり外国なんだな、というのを実感した次第です。

高雄空港から市外までは高雄捷運MRTが出ています。ちなみにこれは私鉄です。Suicaのようなプリペイドカードを買うのがお約束で、MRT高雄国際機場駅の改札口のところで購入することができます。

ところで。

高雄MRTはなぜか萌え推し・・・ うん、悪くないよね、全然悪くないよ!

というわけで、ホテルは美麗島站の周辺にあったのでそこまで高雄MRTで行きました。大体午後9時から10時くらい。車中は学生さんや家族連れもいましたが、家族連れは中国からの観光客かもしれない。車内アナウンスはMandarinと台湾語、英語で行われます。主要駅だけ日本語も追加アナウンスがあります。ただ、多分観光客目線で問題なのは台湾の人に「ねーねーFormosa Boulevardの駅ってどこよ」って聞いても英語やってる人じゃないと理解できないんじゃないかっていうことです。日本語だと「びれいじま」ないし「びれいとう」なんで、多分台湾語の発音は日本語の発音と近いはずです。MandarinだとMěilìdaǒ zhànだと思うんだけど。

というわけで美麗島站です。もっとも美しい地下鉄駅、ということで有名だそうで、確かにステンドグラスが美しい。

 

ここも萌え推し・・・背面にも抜かりがないところが悪くないね、うん全然悪くな(以下略)

なみにちびまる子推しでもあり、そのパネルも至る所にありました。

ホテルは駅から数分歩いたところでした。今回突貫旅行だったのであまり考えていませんでしたが、ホテルは駅ソバかメインの目的地のソバ、というのがやっぱり便利でしたとあとで反省しました。ここも十分駅に近いんだけど。隣にセブンイレブンがあるのでとりあえずビールを購入します。コンビニではさっき機場站で買ったプリペイドカードが使えました。

ホテルは三華大飯店というところで、フロントの人は親切だし部屋もきれい。お勧めです。朝食までついてます。

多分日本語も通じます。

荷物を置きとりあえず目的であるところの瑞豊夜市に向けて出発します。ホテルの人に聞いたらMRTで行くのがいいだろうとのこと。

ホテルの名誉のために付け加えますが、このホテルは高雄の有名な六合夜市(wikipedia JP link)からは超至近距離です。まあここでもよかったんだけど。

というわけで瑞豊夜市です。地元民はこっちに来るらしい。ここについたのが現地時間の夜の11時ちょっと前。日本時間でいうところのほぼ深夜0時です。

とりあえず持参したビールと臭豆腐で台湾度を3上げます。ちなみにこういった屋台メシやら小吃ってすごくおつまみ感があるんですがビールとかあんまり売ってません。別に禁止されてるわけじゃないのでちゃんと持参しましょう。

<本日のビール3杯目>

ここの烏賊フライのおばちゃんとちょっと話したんだけど、日本に年3回旅行されているそうです。烏賊フライはおいしいのでぜひ。

そうこうしているうちに、12時くらいになると店がどんどん閉まってきます。午前2時くらいまで開店、とガイドブックには書いてありますが、人気の店などは売り切れるとすぐ閉まっちゃうので、23時くらいまでには帰るようにするといいと思います。夜着の便で時間が厳しい方は要注意です。

一日歩き回って疲弊していたのでタクシーで宿に戻ります。

ビール飲んでねた。<本日のビール4杯目>

 

高雄と台南行ってきたので報告するよ

こんにちは。

4連休をもらいました。このまま家にいるともったいないので、何かできることを探したところ、海外旅行という選択肢があるのではないかということに気付きました。帰国一発目はやっぱり台湾がいいなと。

ということで、台北は何度も行っているので今度は南部にチャレンジしたいと思います。高雄と、台湾の古都である台南をターゲットにしました。今度4連休があったら他の国をチャレンジしたいと思います。

  • チケット

東京から高雄のチケットは残念ながらあまり安くありませんでした。そりゃ出発10日前にチケット予約するのはまったくもって馬鹿げています。そういう職場だからしょうがないとは言え、もったいないです。

そういえばJALのマイルがたまっているのでした。JALマイルはANAより貯まりにくいですが、チケットは取りやすいです。ずっとノーマルのJALカードを持っていましたが、最近セゾンプラチナビジネスアメックスという高級なカードをゲットしました。どうもこちらのがマイルが貯まるらしい。ビジネスのつかないやつはインビテーションでかつ年会費が2万円なんですが、これのが格好いいかなと乗り換えを考えています。インビテーションはなんとかなるし。

さて、JALのページを見てみると沖縄便に空きがあるようです。沖縄から高雄の便はLCCがいろいろ出ており、片道1万円しないとのことでした。よく考えたらマイルを節約して東京ー高雄便にするのが賢いと思うのですが、何を考えたか沖縄便を予約してしまいました。その足で那覇ー高雄(OKA-KHHと書くとかっこいいのですな)のチケットを予約しました。いろいろやって往路はTiger airで復路は我らがPeachとなりました。

  • 荷物

LCCで問題となるのが荷物です。Tiger airはcarry on luggageが10Kgまで許容されています。復路のPeachはcarry onは7Kgです。実際パッキングしてわかったのですが、7Kgという制限はかなり厳しいです。海外旅行ではノートPCを持って行くことにしているのですが、今回はギブアップ。iPadのみ持って行くこととしました。着替えも出先で洗濯することにして最低限に。スーツケースもあきらめ、Cabin zeroという軽量のバックパックと、現地での行動用にMont-bellの薄いショルダーバッグを購入しました。リンクはアフェリエイト無しですので好き放題に踏んでください。Cabin zeroは英国発のブランドだそーで、44L, 36L, 28Lとあるようです。44Lにマックスに詰め込むと多分7Kgは平気で超えるので、36Kgを購入しました。帰りのPeachはあきらめてChecked luggageのオプションを購入しました。

LCCでスーツケースはかなり難易度高いです。Grobe-Trotterが欲しいのですが、コレはLCC乗らない人のためのものですよね。

いろいろな人の旅行記を見て、ちゃんとしたシャンプー・コンディショナーとパジャマを持って行った方が旅がアガる、ということを把握したのでちゃんとこれらをパッキング。下着は日数分、と思って詰めたのですが、南国だと汗かくので日数分+αを詰めた方がいい、と帰ってから反省しました。あと普通にアメリカで買ったLevi’s 501を穿いて行ったんですがジーンズも汗かくからもっと軽いやつがいいです。女性の人はワンピースとかでごまかせるからいいよなー、とか思いました。

  • というわけで。

羽田をお昼過ぎに出発しました。最近高目のクレジットカードを作ったのでラウンジに入れました。とは行ってもクレカラウンジなのでソフトドリンクが飲めて新聞が読めるくらいです。

沖縄行きのJALは安定のJALクオリティです。非常口座席を取れたので前もすかすかです。フライトアテンダントの人が前に座っていますがまあそんな感じでした。iPadの映画を見ていたら沖縄についてしまいました。

Tiger Airのカウンターは幸いなことに普通の国際線ターミナルにあります。普通にチェックインを済ませましたが、荷物の計量がありました。多分3Kgくらいだよー、とお伝えしたところCabin zeroはぴったり3Kg。こっちのちっちゃいショルダーが重いんだ、と伝えたらこっちもはかられ3.9Kg。3Kgのラベルを貼られました。どうも重量制限は切り捨てらしいです。Asianはすごいデブはあんまりいないんだけど、Americanはすげーデブが結構いるから、荷物よりむしろ体重制限をしたほうがいいんじゃないか、と思うことしきり。

空港食堂でソーキそばをいただき、Orionビールを飲んで飛行機に備えます。そういえば沖縄来たのは初めてでした・・・ なんというかもったいない。

Tiger airはLCCらしく席は狭く・・・と思ったら横1列丸々空席でした。これはラッキーと言わざるを得ません。とはいえ3席なので横になるわけにもいかず。自分以外の乗客は全て台湾の人でした。唯一の日本人だったと思う。これもiPadのNETFLIXを見ていたら気がついたら高雄につきました。

那覇発が20:30、高雄着が21:25予定のIT289でした。実際着いてみたらほんとうに外国人はいなくって入国審査は速攻で終わり、21:16にはMRT駅入り口までたどり着きました。台北の入国審査はえらい長くかかった気がします。

続く。

dtab d-01J 買いました

こんにちは。

iPadが大きすぎていろいろ困ったので、小さめのタブレットがほしいと思っていました。iPad miniはいいんですがいかんせん古すぎる。Googleに過度の依存もよくない、と思っているのですが、メインで使っているのがAndroidなのでアプリが使い回しできる方が便利、かつ自分にとってiOSはなんかちょっと、ということでAndroidの小さめのサイズのタブレットを探していました。職場でスマホ使ってるといろいろいわれるので、スマホと勘違いされないサイズがいいなと。

Androidでタブレットなら中華なやつ、ということで、最初狙っていたのはCHUWI Hi9 Proというやつです。10コアもあって解像度も2560×1600でメモリが3Gもあってストレージも32Gあるという。カートに入れてあとはクリック1回、というところでblack Fridayなのでほっぽらかしになっていました。これも気になるのであとでぽちってしまうかもしれない。

で、結果としてdtab d-01Jの中古を秋葉原で購入したという。ちなみに12800円でした。こっちもメモリは3Gですがストレージは16GB。解像度は同じ。

前のオーナーによりSIMフリーになっているようですが、そもそもIIJmioで使うので関係なし。ちなみにdocomoによると対応バンドはBand1, 3, 19, 21, 28, 42に加え、band 4,5,7,12,13,17,28,38,39,40,41,42だそうです。これを書いているときに初めて知ったのですがこれってすごいことじゃないでしょうか。北米でもちゃんと使えそうだし、大陸中国でもTD-LTE対応なのでしっかり使えそうです。

国内band1,3,19のみ対応のようです。対応してないバンドまで表に書いてあってわかりにくい・・・・

大きさは前につかっていたNexus 7(2013)よりやや大きいくらい。片手でホールドすると指が攣ります。

スピードは普通に使うくらいには全く問題ありません。ストレージ16GBもNETFLIXとかダウンロードしなければ普通に使えるレベル。そもそもうちのiPad Proは 32GBでこいつと大差ありません。

購入してIIJmioのSIMを入れたらアップデートが始まってAndroid 7になりました。

普通に使えます。これ以上の表現はありません。おすすめします。購入に際しいろいろネット上を渉猟しましたが、最近のサイトはアフィリエイトばっかりで内容がないところが多いですね。自分のサイトもたいがいですが、前置きばっかりしじゃないようにはしているつもりです。

rootとったりカスタムROMとか、興味はあるんですがこれはちゃんと使えるので、次に中華pad買ってからにしようと思います。

 

日本の携帯電話の契約をやりました。

こんにちは。

日本に戻ってきたので、休眠状態にしていた前の携帯電話番号を復活させました。ちょうど2年縛りの切れる月から休眠にしていたので、そのままMNPのport outが可能です。データ通信は別にMVNOのデータSIMを購入する予定でしたので、音声通話だけあればいいかな、というところです。

私の場合はauの契約だったので、そのままauのお店にいってもともとの3Gの1000円くらいの契約をいったん復旧させました。MNPの予約番号は翌日でないと取れない、ということなので翌日までそのまま音声通話の契約を維持しました。なぜかSMSの送受信ができなかったのですが、まあ翌日MNP予定だったのでよしとしました。auの3G契約でもよかったのですが、auの3Gの仕様が難しくてよくあるSIMフリーの端末では使えないのです。

3大キャリアのプランはデータ通信の容量が膨大だったり料金がえらい高かったりしたので、キャリアに求めるのは安定した音声通話だけです。というわけで、docomoショップに行ってFOMAバリュープランでの契約をしたいというお話をしました。持ち込みの機種は件のNexus 6pです。

docomoのアドバイザーなる方が、持ち込みの場合はバリュープランでは契約できない、ということを伝えに来ましたが、「使えるからもう一度しっかり調べてください」とお伝えしたところ問題なく契約できるとのことでした。

ちなみにdocomoのページにはバリュープランの適用条件(リンクはこちら)として

  • 他社製品の携帯電話機などでドコモのFOMAサービスをご利用いただく場合、ドコモショップ窓口にてご利用中の携帯電話機などご提示いただくことにより、「バリュープラン」での新規契約・契約変更およびプラン変更が可能です。
    なお「バリュープラン」の適用には一部条件がございますので、詳細についてはドコモショップスタッフへお尋ねください。

と書いてあります。ネット上の情報は錯綜していますが、docomo扱いではなく、かつ技適対応であり3Gが使える携帯であれば基本的に問題ありません。LTEがついててもついてなくても問題ありません。法律的に使える(技適)こと、物理的に使えること(3G、対応周波数)が確認できればいいのではないでしょうか?

というわけで契約はできそうだったのですが、「ちょっとご相談が・・・」とのこと。どうもキッズけいたい(これも3G)の契約ノルマがあるらしく、一括ゼロ円でいいからこっちに乗り換えたことにしてほしいとのこと。キッズ携帯って4ヶ所しか電話できないんだと思っていたら、実は単純に物理的なテンキーがないから電話番号がかけられないだけなんだそうです。

というわけでdocomoにMNPし、おみやげにキッズ携帯をもらい、SIMはめでたく手持ちのほかの端末にインストールされて完成です。3Gは将来的には停波するそうなのですが、数年は使うことができると考えています。2台持ちにするか、はたまた他の使用方法を考えるか、いずれにせよ契約と端末は分離されていたほうがよろしそうです。

 

アメリカにいるのでLevi’s 501を買ったよ

こんにちは。

どなたが読んでいるか存じませんが、いまアメリカにいます。何かとてもアメリカなものが欲しくなったので、リーバイスという会社の501というジーンズを買いました。そんな勿体ぶった言い方をしなくても単純にLevi’sのジーンズを買ったというだけ。喰いたければMcDonald’sに行くですよ。

501っていうのはリーバイスのもっとも(世界的に)有名なジーンズのモデル名です。今となってはちょっと古くさい感じもする、というのと、そのせいかさらに番号が同じでも年代ごとにシルエットが違ったりして、さらにはもちろん番号ごとにシルエットが違ったりして買う人はいろいろ考えなければいけないという点で素人には意味不明です。まあジーンズというのは作業着でそんなに難しいことを考えてはいけない、というと合点がいきます。年代を通じての特徴としてはジッパーが発明される前(ないし、生地が縮むのでジッパーだとフロントが意味不明にのたうつ)だったのでボタンで前を留めなきゃいけないということと、使われている綿の防縮加工ができない時代だったので洗って乾かすと縮む、ということです。それを逆手に取ってshrunk to fit youなど宣伝がなされています。最近は防縮加工やらポリエステル混やら、その原則も破られつつあって本当に何がなんだかわかりません。

リーバイスは2003年にアメリカの工場をすべて閉鎖しました。以降のリーバイスの製品は外国製になるか、国内(アメリカ)製だとしても自社工場ではなく、全て外注工場の生産になります。

アメリカ人のなかでも”made in America”にこだわっているひとは結構多いらしく、2003年以降も米国産のジーンズを探している人がいるようです。もともとリーバイスの生地をつくっていたのはコーンミルズという会社で、ノースカロライナ州にあった工場はリーバイスのジーンズが外注になったあともその生地を生産していました。過去形で書いたのはノースカロライナにある工場は昨年で閉鎖になったからです。外注工場であれどこであれ、伝統的なリーバイスの生地のジーンズは今後もう手に入りません。実はデニム生地に関しては日本の岡山県の児島やら倉敷が国際的にも有名で、マニアな人はそのあたりのジーンズを買い求めるようです。私は個人的にはSOMETを応援しています。

ノースカロライナって近いじゃん、というあたりで今回の話が始まりました。が、私が買おうとした時点でコーンミルズのデニムをつかったジーンズはもう普通には売っていません。というわけで安直にAmazonにあった一番安い501を購入しました。確か$20以下だったと思う。そう、日本ではリーバイスのジーンズは結構高いですが(私の中学生のときの記憶で501は11,800円だったと思う。)、こっちではちょっと探せば$50以下で買える普段着です。大金をはたく買い物ではありません。私が購入した501ですが、私のはパキスタンで生産されていたようです。とんでもなく遠くから運ばれてきたアメリカのジーンズです。残念ながら、購入して半年ほどで、フロントのボタンのあたりがほつれてきました。普通に(もちろん他の服も着ていたので、実際は20%位の使用率でしょう)穿いていたのですが、まあ2000円もしないしこんなもんだろう、と思っていたのですが、ある日levi.comのサイトでwarranty claimというところを見つけ、まあこれも何かの経験だろうということで製品を送ってみました。購入時のamazon.comの記録を添付して、郵送してみたところ、なんと。

Thanks for reaching out and sending us your Levi’s for review. First off, sorry for any problems you may have had with our garments. We try our best to make products that last, but this time we fell short. We promise to do better next time.

In the meantime, we’ve taken a look at your garments and have requested a replacement to be sent to you. You should receive a package from us within three weeks.

なるメールが届き、新しいのを送ってくれるそうです。今度はmade in Egyptの501(マニア向けにいうけど501-0000でいわゆるrigidなメジャーなやつだ。501-01と0000の違いはよく知らねぇ)が届きました。あらゆる製造業がアウトソーシングの時代にあって、国を代表するブランドとしての矜持をみた気がします。

もちろん、アメリカは消費者保護がしっかりしていて交換やら返品やらはかなりスムーズにいく、というのがあります。ただいきなりメールでsorryというのはかなりアメリカとしてはすごいことなのではないかと思いました。正直「おまえこのくらいのはおまえの責任だろう、ほっとけおら」という反応を予想していましたから。

ちなみに全部アメリカ製のジーンズっていうのもまだ結構あって、bluer denimというところのも安かったので購入しました。ここはKickstarterで始まった新しいブランドで、全部アメリカ製、っていうのを正面に出しています。Gerogia製のコットンを使用しており、Cone millesのデニムだそうです。かたちは奇をてらってなく私のようなおじさんでも対応可能です。多分米国外の発送も引き受けてくれます。でもって安い。他にはtexas jeansというやつを買いましたが、どちらかというとコレは good old jeansという感じがしました。

というわけで内需拡大のため、アメリカにいるならアメリカの何かを買いましょう。日本に帰ったら日本の何かを買います。

 

日本で使用するためにタイのSIMカードを買ったよ その3

こんにちは。

海外行ったらどこの携帯会社が強いのかわからない、ということでさっきのSIMカードで使える国の携帯電話会社について、企業規模やらカバレッジやらをいろいろ調べて順位をつけてみました。国によっては日本とは比較にならないほどカバー率が低かったりすることもあるので、参考になればと思います。表が正確であるかどうかは保証しません。あしからず。

Prepaid Data SIM card wiki なるサイトをみつけました。非常に詳しいのでおすすめです。このページの記述も上記ページからの要約です。

  • Australia => Telstra, Optus, vodafone
  • Cambodia => Metfone, Smart, Mobitel
  • Hong Kong => Csl, China mobile in HK, Three
  • India => AirTel, vodafone, idea
  • Indonesia => Telkomsel ,IM3(Indosat) Ooredoo, Tri  Telkomselだけが全国展開
  • Laos => Unitel, Laotel, Beeline
  • Macau => CTM, Three, Smartone
  • Malaysia => Maxis, Celcom, Digi
  • Myanmar => MPT, Ooredoo, Telenor
  • Nepal => Nepal Telecom, Ncell, Smarl Cell
  • Philippines => Smart=Globe
  • Qatar => Ooredoo, Vodafone
  • Singapore => Singtel, Starhub,M1
  • Sri Lanka => Dialog, Mobitel, Etisalat
  • South Korea => SK Telecom, KT, LG U+
  • Taiwan => Chunghwa 中華電信, Taiwan mobile 台灣大哥大, FarEasTone 遠傳電信
  • China =>  China Mobile 中国移动, China Unicom 中国联通, China Telecom 中国电信

日本で使用するためにタイのSIMカードを買ったよ その2

こんにちは。

日本に一時帰国するにあたりタイのSIMカードのローミングを使おう、ということでSIM2flyとTruemove HというところのSIMを買った話をしました。

結果から申し上げると、日本で問題なく使用できました。APNの設定も不要で、SIMカード差し替えないし追加(私のXZ2 compactはDSDS対応機でした)で、ローミングをオンにすること以外には何も対応していません。Nexus 6PもSIMカードの入れかえで全く不自由はありませんでした。

SIM2flyはソフトバンクのローミング、Truemove Hはdocomoのローミングになりました。SIM2flyはBand 41のTDD-LTEまでつかんでいましたので、まあ普通にソフトバンク回線なんだと思います。Nexus 6PがTDD-LTEに対応しているとは知らなかった。Truemove Hも安定して電波はつかんでいました。関東地方だけの行動範囲では、大体東京・名古屋・大阪(東名阪というらしい)バンドであるところのband 3でつながっていたように思えます。

いずれにせよ圏外になる、っていうことはまずなく、日本の携帯電話会社はきわめて優秀、ということを実感した次第です。ただ、SIMがタイのものであるせいか、広告やらTwitterのお勧めやらcookpadのトップページやらがひたすらタイ語になり、不思議な気持ちになりました。

○Truemove Hについて

Amazon.co.jpのレビューをみてみると、新しい銀色のパッケージは日本ではつかえないということと、国によっては電波をつかまない、ということだそうです。国によっては4Gのネットワークはさほど普及していないのでそのせいもあるのだと思います。

ローミング先については米Amazonのページに一覧がありましたのでWikipediaのページを参考に追加編集したものを記載します。ただしWikipediaのページからは4G対応がかなり貧弱なことが読み取れますので、たぶん情報が古いんだと思います。赤字はAISで対応していない国です。UMTSは3G, GSMは2Gを示します。

  • Cambodia => Smart Axiata (B1 UMTS, B3 GSM, B8 GSM)
  • Hong Kong => Three (B1 UMTS, B3 GSM, B7 LTE, B8 UMTS/GSM)
  • Indonesia => Indosat Ooredoo  (B1 UMTS, B3 LTE, B8 UMTS/GSM)
  • Macau => Hutchison (みあたらず)
  • Malaysia => Maxis (B1 UMTS, B3 GSM, B7 LTE, B8 GSM)
  • Myanmar => MPT (B1 UMTS, B3 LTE, B5 CDMA2000, B28 GSM)
  • Philippines => Smart (B1 UMTS, B3 GSM, B8 LTE, B28 UMTS/GSM)
  • Qatar => Vodafone  (B3 LTE, B7 LTE, B20 LTE) 別ページから拾ったデータなので違うかも
  • Singapore => Starhub (B1 UMTS, B3 LTE, B7 LTE, B20 UMTS)
  • South Korea => SK Telecom (B1 LTE, B3 UMTS, B5 LTE, B7 CDMA, B8 LTE)  and KT (Note: KT can only be used with Silver packaging) (B1 UMTS, B3 LTE, B8 LTE)
  • Taiwan => Chunghwa 中華電信 (B1 UMTS, B3 LTE, B7 LTE, B8 UMTS)
  • 追記:China =>  (B39 TD-LTE, B40 TD-LTE, B41 TD-LTE)
  • 追記:日本 => Docomo (B1, B3, B19, B21, B28)

日本ではGSMの電波形式はサポートされていませんがほとんどの電話がGSMを使えるようです。ただこれでやるデータ通信は最大でも1Mbps程度になります。

○ AISについて

こちらはもうすこし親切で、パッケージの後ろにローミング先の記載があります。赤字はTruemoveで対応していない国(+日本)です。

  • Australia → Yes’Optus
  • Cambodia → Smart Axlata, Metfone
  • Hong Kong → CSL
  • India → AirTel
  • Japan → Softbank
  • Laos → Lao Telecom
  • Sri Lanka → Mobitel
  • Myanmar → Ooredoo
  • Macau → CTM
  • Singapore → Singtel
  • Malaysia → Maxis Mobile
  • Nepal → Ncell
  • Philippines → Globe Telecom
  • Korea → SK Telecom
  • Taiwan → Taiwan Mobile
  • Indonesia → Telkomsel
  • Qatar → Ooredoo

○まとめ

いろいろな人がつかっているのと、多分普通につかえている人はレビューは書かずトラブルがあった人が記載する傾向にあると思えるので、正直なところどっちもどっちと思います。携帯の機種を記載してくれている人もいますが、同じ型番でも対応バンドが違うものが多いので確実とは言いがたいです。中国以外のアジア圏内ではBand1, 3, 7, 8, 20, 28をカバーしていれば問題ない、最低band3, 7はほしいということもわかりました。中国はBand 39, 40, 41のTDD-LTEバンドがほぼ必須のようです。

国によっては4Gの回線が弱く3G/2G接続になりかねないので、SIMカードの問題なのか電界強度・カバレッジの問題なのかは判然としかねます。2社のあいだで対応している国が違うので要注意です。ちなみにタイの電話会社のSIMなのですが、これらはどっちもタイでは使えません。

日本国内で使用する場合、docomoのローミングは魅力的ですがTruemoveの新パッケージ(銀色)では使用できません。旧パッケージ(赤色)を探してください。大切なことなので2度書きました。

都市部をうろついている限りでは、Softbank回線であってもほかの外国よりもはるかにカバレッジがいい印象をうけました。

今後海外に出る際には、積極的に第三国のローミングを検討したいと思います。安いし。現地の電話会社の窓口でいろいろお話するのも楽しいですが、旅行も満喫したいですからね。

 

日本で使用するためにタイのSIMカードを買ったよ

こんにちは。

日本に一時帰国する用時があったのですが、携帯の契約についていつも困っています。以前は、

  • UQ-mobileの1ヶ月無料お試しキャンペーン
  • 空港でプリペイドSIMを購入

などの手をつかっていました。UQ-mobileに関しては1ヶ月ほんとうに無料だったので(契約の間違いで結局1ヶ月分3000円くらい払ったけど)もしそういうキャンペーンがどこかであるならお得だと思います。ただしSIMカードを届けてもらう日本国内の住所が必要でした。

空港のプリペイドSIMは外国人がよく買っているのでとくに問題はないですがやっぱり3000円くらいかかります。これらはいずれもMVNOなのでデータをバリバリ使う人にとっては速度の面で懸念があるかもしれません。訪日外国人観光客に日本のLTEネットワークは遅い、という考えを持たれるのもいかがかと思います。昨今通話よりデータのが大事というのもわかりますが、いざというときに119なりホテルなりに自分の携帯から電話できないのも困る。おもてなしを表明するのであればインバウンド需要に対するプリペイド音声+データ通信SIMをちゃんと用意してほしいものです。

ちょっと考えたところ、別に日本の契約でなくとも海外のSIMを日本でローミングで使用すればいい、ということに気付きました。極端な話、こちらのMNOであるVerizonやAT&TやT-mobileやSprintのお客さんは(いくらかかるか知りませんが)ふつうにローミングを日本で使えばいいわけです。でもMVNO使いの貧乏人としてはこれは使えません。

ローミングが安いSIMを探してみたところ、どうもタイや香港の携帯会社が安いようです。香港のSIMの方が多少安いのですが、Amazon.comで購入すると本国発送になるらしく一時帰国に間に合わないため、今回はタイの携帯会社のSIMカードを購入してから日本に行くことにしました。

買ってきたのはこいつらです。2種類あるのは両方試したかったのと2人で一時帰国するから。タイ語完全にわからない。中の説明書も完全にわからない。

ローミング用SIM

ちなみにamazon.co.jpのリンクはこちら。アフィリエイトではありません。

いずれもだいたい1800円くらいで1週間、4GB〜5GBのデータ通信ができるようです。まだ使っていないのでわかりませんが、AISはSoftbankの電波(B1, B3, B8, B28)を、truemoveはdocomoの電波(B1, B3, B19, B21, B28)を使用するようです。空港で日本のMVNO SIMを買うと大体3000円越えなので、お得と考えられます。ローミング先はMNOなので、多分データ通信のクオリティもいいでしょう。これをNexus 6PとXperia XZ2 compactにぶっ刺すことにいたします。XZ2はものの記事によるとLTE 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700), 17(700), 19(800), 20(800), 26(850), 28(700), 29(700), 32(1500), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500), 66(1700/2100)の大量のバンドをカバーしているので楽しみですね。TDD-LTEもカバーしているのだろうか? 中国でも使える?

面白いのは、この2枚に関してはデータ専用のSIMではないので、SMSも受けられますし、タイの電話番号がもれなくついてくるということです。日本のSNSで登録に電話番号やらSMSが必要なもののアカウントもつくれちゃうはずです。この2枚同士の音声通信はタイの電話番号同士となります。日本にいるのに。面白いですね。

使用にあたってはSIMフリーで日本のバンドに対応しているスマホが必要です。

 

I always have an issue with cell phone usage in Japan. I have already experienced:

  • UQ-mobile trial one month free
  • bought pre-paid SIM card at the airport

UQ-mobile had been really really free for one month, but that rule was only applicable to Japanese resident, and it required an address in Japan. Of course, you can buy pre-paid SIM card at the airport as a lot of foreign traveler does. However, it costs about JPY3000, and I think it is a bit pricey. Also, the SIM does not have talk, so in case of emergency, you cannot call 119 (ambulance/firefighter call in Japan) nor the hotel. I am strongly willing to ask the Japanese government to take it consideration about that unfriendliness for foreign visitors…

Anyway, if you are MNO users such as Verison, AT&T, T-mobile, and Sprint in your own country, you can use your phone number in Japan if you use roaming. But I am using MVNO in the US because I am a kinda cost-cutter. I cannot communicate with anyone because of it.

So I dug into the web and found that the SIM card from Thailand and Hongkong are cheap and are available in Japan. If you buy one in Japan, Hongkong SIM is a bit cheaper than Thailand one. But in America, it takes a longer time to get Hongkong SIM, so I bought two Thailand SIMs from Amazon.com and will go to Japan.

I have bought AIS SIM and Truemove SIM. AIS uses Softbank as a roaming carrier in Japan, and Truemove uses Docomo. If you use AIS, your phone should communicate with LTE band 1,3,8 and 28. If you use Truemove, LTE band 1,3,19,21,28. I think (and a lot of Japanese thinks same too) Docomo is better than Softbank, but I want to try different types of SIMs.

Their costs are less than USD20 and they give you 4GB LTE data for one week. If you buy a pre-paid SIM at the airport in Japan, usually you need to pay more than USD30. Additionally, you can get Thailand voice phone numbers. You can communicate with your buddy using your Thailand phone number in Japan. That should be strange, huh??

Sometimes the SNS Apps in Japan need your real phone number. You may be able to utilize these number to sign-in that kind of SNS. I have no further idea of that 😉

Of course, you’ll need unlocked cell phone with Japanese LTE band coverage.

Please feel free to ask me any questions.  Thanks!

 

Nexus6pがブートループにおちいる→なんとか直す その3

こんにちは。

ブートループにおちいったNexus 6Pの修復ですが、修復後数ヶ月とくに問題なく経過しています。速度低下はそれなりですが、普通に使っている限りはそれほど体感できるほどでもありません。

ただし、いろいろ考えてXperia XZ2 compactというのに乗り換えてしまいました。Nexus 6Pはひとにあげました。なんたってディスプレイの解像度やら高級感やらはNexusの方が普通の機種や同世代のiPhoneに比べ全然いいのです。

買い替える携帯についてはいろいろ考えました。iPhoneは日本で2年縛りで買った方がいろいろ特典が付きうるので保留としました。他はHTC製のPixel 2とEssential phoneが候補に上がりましたが、Pixel 2が高価であることとgoogleのサポートに信頼がおけないこと、Essential phoneはカメラの性能に関するネガティブな報道が思いの外多いこと、一時期下がった$300台が見えないことから最後まで候補に入っていたのですが止めました。結局日本メーカーを応援しようということになり、international versionのXperiaを購入したという次第です。

Nexusシリーズがブートループに陥るのは多分SoCの過常発熱によるチップやハンダ付け部位のマイグレーションなんだと思います。暖めたり冷やしたりするとなんとか起動するのは、バッテリーが5%以下で起動するのと同じでクロックを下げたりコアを停止したりするfail-safeモードとして働いているからなのでしょう。

やはりAndroid携帯の出荷数はiPhoneには比較できないほど少ないため、こういった設計不良と考えられる事象に関してはユーザ側からあげられる声が小さく、設計製造業者側からのちゃんとした回答は得られません。こういった事象は深圳なんかのガレージメーカーだけかと思っていましたが、googleなりHuaweiなりでも同様の対応であることに少なからずと失望しました。一方、Appleの設計は普通に考えるとかなりマズいこともありますが、なにぶん出荷台数が多いのでトラブルに関するユーザーの意見もたくさん見ることができます。長いものにはまかれろ、ということわざの通りですね。

いずれにせよ、ローンチからかなり時間が経ったNexusシリーズを使い続けるのはかなり困難があります。この製品に限らず、製造会社もいろいろ理屈をつけて2年以内に陳腐化するように意図的にふるまっているきらいがあります。もしあなたがNexusシリーズのユーザーで、まだなんとかこの機械を使っていたいならば、電池交換と4コア化がほぼ必須になってしまいます。電池交換にしても、街の携帯やさんで交換される電池はほぼknock-off品で信頼できるものはありません。

自分としては、いじるのは好きなのでもしそういったものが格安で手に入るならまだ修理してサブ機として維持はしておきたいですけれども。

 

Nexus6pがブートループにおちいる→なんとか直す その2

こんにちは。

Nexus6pがブートループにおちいった、ということを書きましたが、偶然うまく起動してバックアップを取ることに成功した、というのが前回のあらすじです。

しばらくこのスマホを使おうと思っているので、なんとか修復を試みます。Nexus6pの8コアあるSoCのうち半分を使用不能にすることでなんとか使えるようにする、というのがネット上にある解決策のようです。

参考にしたのはxda-developersのこことか、それを日本語で解説していただいているここです。ありがとうございます。bootファイルについては日本語記事の記載にある013のリンクではなく、こちらにある014がより新しいようでした。

手順は上記のページ通りです。一応TWRPというのも書き込んでみましたが何ができるのかよくわかっていません。確かにroot化とかは興味があるんですが、この機械に関してはあまり必要性を感じず、文鎮化する恐れを考えてあえて触りませんでした。

速度はやや遅くなる印象があります。とくに撮った写真のHDR処理などはかなり遅い。ただ最低限の電話+web閲覧くらいの機能はなんとか担保できていると思います。少なくとも次の機械へのつなぎくらいにはなんとかなると思います。

さて、自分で設計販売したハードウェアに責任が取れないGoogleと自分で製造したハードウェアに責任が取れないHuaweiの組合せにはややうんざりしています。本体の買い替えを考えていますが、先に書いた通りこれの後継になりそうなのはPixel2やEssential phoneになりそうです。Pixel2 XLはLG electronics製でPixel 2はHTC製です。どちらかというとPixel2に興味があります。Essential phoneはデザイン的にはもっとも興味がありますが、カメラの性能が劣るという情報がいろいろなところから上がっています。バッテリーも新品だししばらく今の機械を使っていくか、何かリプレイス候補を考えるか、悩ましいところではあります。