ロードバイクを組み立てたという話

こんにちは。

入院してたと先のブログで書きましたが、その間にヤフオクでロードバイクのフレームを落札してしまいました。2年ほど前にロードバイクを初めてから、やっぱり一回は自分で組み立ててみたいな、と常々考えておりついうっかりして落札してしまったという次第です。

購入したのは15年くらい前の多分フラッグシップに属するフレーム。S-worksっていえば黙る子も泣くと思うそんな感じのやつです。

ロードバイクは軽量化・空気抵抗低減化・ディスクブレーキ化というような流れにあり、世界的なサプライチェーンの破綻ともともとの市場の小ささからどんどん毎年値上がりをしています。軽量化はクロムモリブデン鋼から鍛造アルミニウム、そしてカーボンファイバーへと素材が変化し、空気抵抗低減のためにフレームはどんどんエアロ化し、配線などがフレーム内装になっていき、ディスクブレーキをしっかり効かせるためには油圧式のシステムが必要になり、という感じになっています。これらに伴い、素人が手を出すのがだんだん難しくなっているのも現状です。ハンドル変えるだけで今や一大事です。

どちらかというとお金持ちの趣味的なところがあり、金に糸目をつけない、というような人が一定数いるのも事実です。レースなんか行くと、1台100万円クラスの自転車がわらわれいる・・・と思ったらここ数年の値上がりで1台150万円クラスの自転車が増えてきててもはや自動車より高いものがふつーに世の中にあふれている、っていう感じです。自転車メーカーもブティックみたいなお店をつくったりしていますが、お客さんが中年のおじさんばっかりだから多分行っても楽しくないと思います。

10月から弱虫ペダルのアニメの続きを放映するようですが、あの高校生たちが乗っている自転車も100万円クラスのやつが結構あったりするのです。

ネットの情報を漁るにつれ、どこまでが科学でどこからがオカルトかよくわからない、っていうのもミステリアスです。多分高級な部品は当然数も出ないでしょうし、ひょっとするとそこらへんで大量生産している部品の方が高度なエンジニアリングの産物である可能性も高いと思います。

というわけで棚ぼたで使うことはありますが個人的にはDura-Aceは買いません。チェーンは買ったけど。

買ったフレームはそういうわけで大昔なので、アルミ製・ワイヤー全部外装・リムブレーキという感じで六角レンチがあれば大体の組み立てはできてしまう、というかなりナイスなものなのでした。備忘録としてかかったお金を記載しておくことにします。

  • フレーム S-works \36000
  • ホイール 手持ちを流用 鉄げた〜Boraまで適宜
  • クランクセット 右側105、左側ultegra 50-34T
  • ボトムブラケット SM-BBR60 \1831
  • スプロケット 手持ちを流用 いちおう Micheの 11s 12-30Tというのを頼んだ (\7189)
  • ペダル 三ヶ島 US-L \8493
  • チェーン Dura-ace 別の自転車から流用
  • ブレーキ Sora BR-R3000 ただし BR-R8000注文中 (\9811)まだ届いてない
  • フロントディレイラー Ultegra FD-R8000 流用
  • フロントディレイラー固定具 SM-AD91 \1222
  • リアディレイラー Ultegra RD-R8000 流用
  • ハンドル Bontrager Elite RC-C 流用 サイズが合わないので変更予定
  • サドル Selle Italia boost SLR TDFモデル \9630
  • ステム Deda 90mm これもサイズが合わないので変更予定
  • シフター SENSAH TeamPro 11s \9800
  • ワイヤー LifeLine CRCで \823+599+199
  • ワイヤー Alligator アウター \400
  • バーテープ まだ

新たに買った工具はこんな感じ

  • Park tool ペダルレンチ \1664
  • ノグチ(BBツール [YC-307BB] \1200

毎日アマゾンからいろいろ届いている印象があったけどそんなことはなかった。届いていないものも合わせて多分10万円でお釣りがくると思う。変えないといけない部品があるからもうちょっとかかる気もしますが。あ、グリスはAZのリチウムグリスっていうやつを使っています。あとはシマノの白いワイヤー用グリス。

10万円ってロードバイクやってない人にはキ○ガイじみた価格だけどロードやってる人にしたらこれってえらい安上がりな気がする。いつも行ってる自転車屋さんに行ったら「15万で売れますよね」とのことでしたがあながち間違えでもない感じ。組んで重さ測ってみたら7.3kgでした。全然悪くない。思わずカーボンハンドルと軽量ペダルに交換したくなった。

以下どうでもいいと思うけどこだわりのポイント

  • 基本的には手持ち部品の流用。
  • クランクセットはパワーメーター取り付けた余り。だから左右でグレードが違う。
  • ボトムブラケットはDura-aceのやつだとベアリングが小さいので耐久性にかけると思いこれを選択。普通にNTNのベアリング使ってる安価なやつでいいと考えている。無負荷時の回転抵抗はシール剤によるもので、ペダル踏んづけたときにはあまり変わらないと判断
  • 最近みんなが12速で悲しいのでどうせ使わない11Tは捨てて12-30Tにしてみた
  • 面白そうなので取り外しできる三ヶ島のLOOK KEO互換ペダルに。外すときはすごーく外しやすい。
  • ブレーキだけはDura-aceでもいいかと思ったが踏みとどまりUltegra注文中
  • このハンドルはリーチが遠すぎてつらいので何かと交換予定 
  • サドルは安売りだったがえらい軽い。中華EC90とかにしようかと考えていたがそれより軽い。
  • DedaのステムってDedaハンドル専用だと聞いた。31.75mmらしい。なんだよそれ。
  • 面白そうなのでシフターは中華SENSAHを使用。面白いくらいスパスパ変速が決まる。耐久性は不明。
  • ワイヤーは前に買っておいたが、どうもシマノの指定部品があるようだ。
  • インナーワイヤーはSENSAHのシフターに付属のものを外して、50歩100歩と思われるがLifeLineブランドのに入れ替えた
  • ニッセンのケーブルの製造元が台湾Alligatorとのことで、足りなかったアウターワイヤーはこれにしてみた

もしあきたら安いホイールと安いサドルに変えてほんとうに15万円で売っちゃいそうな気がする。

エナメル上皮腫というのにかかって入院したよ

こんにちは。

今回は専門用語は多少はしょってわかりやすいように書いてみています。もしご質問などがあればコメントくだらい。メールアドレスなどを記載していただければ直接回答できるものはします(メールアドレスは公開されません)。

数ヶ月前に歯科の定期検診で下あごに空洞のようなものがあるのを指摘されました。

歯根嚢胞というものではないかということで、最初は根管治療をおこなったりしてもらったりしたのですが改善がみられない。というわけで大学病院に紹介してもらい、

CT→MRI→生検

という流れとなりました。私の仕事は医療系なのでアレなのですが、ざっくり説明しておくとCTでは骨吸収像と腫脹(腫れ)がみられていて内部は空洞っぽい感じ、ただしこの時点では質的な(○○病ですよっていう)診断はできないとのこと。

無理やりMRIを30分以上占領し(受診してます)画像を撮ってもらいましたがやはりあまり質的診断はできないようでした。しっかりとした診断には造影MRIを撮る必要があるようなのです。自分で画像をみたかぎり、DWI high signalだったから膿瘍とかだったらいいな、それだったら大きく切らなくていいのになとこのあたりでは思っていた。でも膿瘍だったら熱でるしそもそも虫歯もないし、まあしょうがないかなあ、とあきらめの境地でもあります。

やっぱり診断がつかないとのことで、外来で局所麻酔下で生検を行いました。病理の結果が出たのが2月1日。ちなみにこの病気は男性>女性で頻度が高く、普通は奥歯の下>上にできることが多いのですが、なぜか自分は別のところにできてしまいました。頻度的にはかなり珍しいようです。良性腫瘍(隣の組織に浸潤することがない)と言われていますが、再発することが多く、欧米などでは境界悪性にカテゴライズされており、しっかり切除をしないといけないようです。

ちなみに悪いところだけコロっととるというわけにはいかず、ある程度のマージンをとって大きめに切り取らないといけないわけでして、顎でマージンを取りまくると残念なことに顎が無くなってしまう、という恐ろしいことがおこります。アホみたいな記載ですがものすごく乱暴に書くとそういうことになります。マージンをどのくらいとるかとかは主治医の先生に聞きましょう。

生検の病理結果が出たからには入院して手術なわけです。

生検結果→入院→手術→手術診断→病理組織診断(確定診断)

大学病院の予定入院は、流れ作業のようにいろいろ進んでいきます。画像は一通り検査が終わっていたので、追加になったのは術前検査(採血と胸部のX線写真)。これは外来で終わり。

入院前に入院係の看護師さんとお話し。手術中は鼻からの挿管になるとのことで、一応鼻の穴の大きさとかをお伝えしたりなどしてみました。質問の内容はあらかた高齢者対象のようで、簡単な認知力テストみたいなのが含まれていました。さすがにまだそれはいらないと思いながらも、マニュアルでそうなっているならしょうがないようなあ、と「たまごやき」を後ろから読まされたり「今からいう3つの単語を覚えておいてください」を頑張って覚えたりしました。あと、「いざというときにどういうような対応にするとか、ってご家族とお話しされたりしていますか?」という非常に婉曲な質問をされました。

業界の人ならわかると思います。「あーDNARでいいです」

別に看護師さんや病院を悪くいうつもりはありません。だって誰にでも聞かれますもんね。病院の人はみなさん親切で好感が持てましたが、なんとなくマニュアルに沿って動いているな、って思うことがたくさんありました。そもそもこの年齢で不測の事態が起きたときに何もしないってことはあり得ないと思います。

麻酔科の問診の外来を受診するか、入院当日にするか、とのことで入院当日を希望。保険の関係で外来でできることは外来で済ませるのが昨今の流れです。

手術は入院翌日ということになりました。初めての入院でどきどきです。持ってきてほしいものをいろいろ言われましたが、究極的には何も持っていかなくてもなんとかなります。

  • バスタオル
  • 寝巻き(レンタルあり)
  • おむつ1〜2枚(まあ売店でも売ってるし、そもそも病棟にわんさかある)
  • ティッシュペーパー
  • 不織布マスク
  • 歯磨きとかお泊まりグッズ

口の中の手術で骨を削ることになるので、傷がどのくらいで塞がるかわからない、という主治医の先生のお話しで、長期入院を覚悟し家にあった一番でかいスーツケースを用意しました。用意した大量の暇つぶしグッズは

  • Macbook air
  • 無線LANルーター
  • 英語の教材
  • ロシア語(今やらんでいつやるか)の教材
  • マンガがいっぱい入ったタブレット

などなど。ノートパソコンを新規購入しました。アホですね。

おむつは1パッケージ購入しましたがだいぶ余ってます。

というわけで入院ですが、麻酔科の問診が朝イチにあり、鼻の穴の話をまたすることに。そのまま入院ですが、前の人がチェックアウトしていないらしく結構待たされました。入院後唾液で新型コロナウイルス感染症のPCR検査を行いました。入院するとすることはなくって、なんというか鍵のかからないホテルみたいな感じです。いろいろ考えて今回は術後しばらくまで個室を選択することにしました。

初日はなんだかんだでそのまま終わり、シャワーを浴びて普通に寝ました。前日9時以降は食事は禁止、OS-1を朝7時くらいまでに2本飲むように、とのことで、OS-1のんでも全部おしっこで出ちゃいそうだなあと思いながら、翌日もしっかり朝6時に起きました。少なくとも血管内脱水にはならないのでしょう。朝点滴をとってもらいました。

手術は他の科のあととのこと(オンコールという)で、いつ呼ばれるかわかりません。手術時間が決まったのは「あ、これからいきます」というタイミングでした。普通はこんなことはまずないと思いますので安心してください。

建て増しをくりかえした病院をいろいろさまよいながら手術室へ。いつも手術ってなかなか始まらないんだよなあ、とか思っていたらあれよあれよという間に手術台の上にのせられ、じゃない自分で乗っかり、マスク越しにフェイスマスクがつけられ、あれれと思っていたらおそらく麻酔導入で寝てしまいました。

目を覚ましたらもう病室に。舌で触ってみると歯が無くなっているのがわかりました。ちょっとがっかりしますがしょうがありません。あとはお○ん○んの管が入っていましたがしっかり見学する気にもならず、どうも痛み止めの麻薬が効いていてなんとなくくわんくわんな状態で、多分10時45分くらいに病棟を出て13時45分くらいに帰ってきたので実質2時間くらいの手術だったのではないかと思います。術後は鼻血が結構続いて苦労しました。 しばらくうとうとして歩けるようになったとのことで尿道カテーテルは抜いてもらいました。19時からのオンライン会議に出席したりして無謀なことをしたもんだ。

食事は当日から食べることができましたが、最初はお粥。全粥軟菜とのことですが、「かゆ、うま・・・」という感じです。普通のカロリー量にするとお粥の量は丼1杯になり、看護師さんがドン引きしておりました。点滴は抗生剤の投与があるためしばらく続いています。5日分だったかな。スルバシリンを1日2回。もっと回数あってもいい。

これも3日目くらいには普通食に切り替えてもらいましたが、エビフライやら果物やら、なんとはなしに食べれていたものを食べるのにすごく苦労しました。お年よりは硬いもん嫌いだよね、って言っていましたが、「硬いものが嫌いなんじゃなくて、硬いものが好きでも食べれないから仕方なく柔らかいものを食わされている」ということがわかりました。他人の気持ちになって考える、っていうことができていないことを実感。

2週間くらいの入院を覚悟するように、と言われていましたが、5泊6日の入院で勘弁してもらいさっさと帰ることにしました。最後の2日は隣の部屋から人工呼吸器と輸液ポンプのアラームがなっており、なんというか複雑な心境。

結局英語は1ヶ月分の教材と、ロシア語も1ヶ月分の教材をやり、あとはあんまり何もできませんでした。ウクライナ情勢ばっかり見ていた気がします。体が鈍るのがいやだったので1階の売店とかなり上にある病棟をわざわざ歩いて登ったりしてなどしましたが、やっぱりやることがないと寝てばっかりになります。お年寄りが夜間不穏になるのもわかる気がしました。

個室入院で、コロナウイルス感染症で面会がない状態だと、1日にほんとうに会話を数件しかすることがありません。SMSとかで友人が相手をしてくれたりして大変に助かりました。ネットの端から感謝の気持ちをお伝えしておきます。

いろいろ検査や手術を急いでいただいた主治医の先生方、親切な病棟の看護師さんにも感謝いたします。差し入れはハーゲンダッツがいいと思います。

ちなみに、今回「どこの病院がいいか」ということはほとんど考えずに地元の大学病院一択でした。そもそも歯科・口腔外科で大きい手術を行える施設は全国探してもあまり多くないです。技術的にもどこの病院がすごい、とかそういうこともあまりないと思います。画像での診断はかなり難しいので、セカンドオピニオンとかを考えても結果は変わらないと思いますし、結局病理学的にさっさと診断してもらって進行するまえに処置してもらうのが一番いいと思います。

トラックボールの設定をしたよ

こんにちは。

以前よりポインティングデバイスとしてトラックボールを使用しています。ずっと使っているのはLogitechのCordless Optical Trackmanというやつです。TM-400とかCT-100とかいう方が通りがいいかもしれません。残念ながら、だいぶくたびれてきてしまい(一応予備も持っているが)、他の良い製品がないかといろいろトライしています。

職場ではKensingtonのSlimblade trackballを使っていますが、まあまあです。

今回はElecomのHUGEというのがなんとなくCT-100に似ている気がしたので購入しました。が、どうにもこうにも使い物にならずしばらく押入れの肥やしになっていたという次第です。なんとかドライバを設定して使えるようになったので報告します。

HUGEはしっかりとしたパームレストがついており触った感じは良好です。ただし、パームレストに文字通り掌底をのっけると親指の先は自分の場合「進む◀」あたりに来てしまい、左クリックボタンに指を伸ばすにはかなりの親指の努力が必要です。なんとか指をのばすとしてもホイールあたりが限界で、左クリックが押せません。逆に左クリックに親指を合わせると手のひらをすぼめる感じになってしまい何かするまえからすでに疲労してしまいます。

右クリックとFn3は小指で操作することになるようで、スイッチの支点あたりを押さえることになりだいぶ小指の力が必要になります。Fn1-3についてはとくに何も割り当てなければ何もしなくていいので使わないとわりきればいいのでしょうが、12ボタン!とか言っている割に使い物にならないものが多いのはちょっとよくない。

自宅も職場もデュアルブートになっており、一つのOSで設定したのと同じことを別の環境でも設定しなければならずこれもまたよくない。が、もったいないので設定することとしました。

メインの環境はTensorflowをいじろうとしたのでubuntuなのです。あんまり大したことをやらないのでまあOSはなんでもいいのかな、ということでそのまま使っています。

Ubuntu 18.04RTSではマウスの設定は/usr/share/X11/xconf.d/の下にある40-libinput.confをいじることでできるようです。しかしながらそのファイルが存在せず困っていました。どうもlibinput-toolsというのを導入しないといけないようです。

# apt install libinput-tools

やったことはスクロールホイールのチルトに「戻る、進む」の設定になっていた8番、9番の設定をしたことと、もともとの戻るの8番を無効、9番を左クリックに、あとFn1をスクロールボタンにした、ということです。CT-100は人差し指にスクロールホイールがあり、親指の仕事は左クリックだけなのです。これがいいのですが、最近販売された人差し指タイプのトラックボールは親指の仕事がとっても多い。以下の行を40-libinput.confに追加しました。

Section “InputClass”
Identifier “ELECOM HUGE trackball”
MatchProduct “ELECOM TrackBall Mouse HUGE TrackBall”
Driver “libinput”
MatchIsPointer “on”
Option “Buttons” “12”
Option “ButtonMapping” “1 2 3 4 5 8 9 0 1 10 11 12”
Option “EmulateWheel” “True”
Option “EmulateWheelButton” “10”
Option “EmulateWheelTimeout” “0”
Option “ScrollMethod” “button”
Option “ScrollButton” “10”
EndSection

結果はまあまあです。元の左クリックは他の人がつかったときに困らないように残してあります。Bitraっていう小さいやつも買ったんですが、これも親指の仕事が多すぎるんですよね。

CT-100再販されないかな。

サイコンレビューの夢の続き- Hammerhead Karoo2

どうもProbikekitで購入できるようになったみたいですね、Karoo2。現時点では自分の夢の中での常用のサイコンになっています。いろいろ発展し続けておりますが、いいところも悪いところもあるというのが現状です。Twitterで感想を探している人を見かけたので、もう少し書いておきます。

Garminのがいいか、というのは、「みんな使ってるから長いものには巻かれたい」ということとGarmin watchなんかのwearableまで含めて全部Garmin、っていう誘惑に負けそうになっていることです。下に何点か書きましたが、「これGarminだったらできるんだけどなー」っていう要求水準の高いところであきらめないといけない、っていうことで、個人的には気に入ってますよー。

Pros

  • ストラバのセグメントを「お気に入り」にしとくとそのセグメント付近に来るともうすぐセグメントである、という表示が出て過去の自分との競争ができます。Garminにもあった機能と思いますが、あれはライバルとの比較じゃなかったかなと思います。最近自分はタイム短縮をがんばっているので、ちょっと面白い感じ。富士ヒルでも使ってみましたが最後のスノーシェードのところでコースアウト扱いになってしまいました。
  • ルートを設定しておけばGarminのclimb proみたいなのが出ます。トンネルのところでGPSが効かないと誤差が出るみたいで、峠の最後で20%とかいう表示が出ることがありました。
  • TSSや消費カロリーなんかはリアルタイムで表示できます。Consのとこも見てね。
  • 左右のペダリング効率、トルクなども表示できますが、おそらくPioneerのペダリングダイナミクスにはかなわないと思います(Assioma使用)。
  • スピード計が不安定だったのですが、最近のリリースでは安定していると思います。
  • Varia対応。
  • 地図が見やすい。日本語で表示されています。ナビも正確です。交番とか公衆トイレの場所もしっかり表示されます。先日はとんでもないダートを案内されることがありましたが、めったにそういうことはありません。
  • いまのとこ暴走したりすることはありません。
  • ヌルサクで動きます。
  • 日本語は基本的にどこのシチュエーションでもちゃんと表示されますが、UIの日本語化はされていないはずです。
  • アップデートは2週間ごとくらいに行われており、公式のforumでも中の人がちゃんと回答しており好感が持てます。
  • karoousers.org というサイトを最近発見しました。アプリのサイドロードなんかが詳しく書いてあります。
  • Di2の隠しスイッチとの連携ができるようになっています。 Cons参照。
  • Dashboardの機能がかなり追加されてTSSなどがみれるようになりました。

Cons

  • Androidなのにスクリーンショットの取り方がまだわかりません。いろいろ検索してもまだわかりません。(まだないそうだ)
  • デスクトップアプリ、スマホ連携ソフトについては機能があまりありません。上記のTSSなんかを見ようとしてもサイコンで再表示する方法しかないようです。StravaやGoldencheetah連携が必要と思います。でもStravaはTSS出ないし。
  • スマホ連携がbuggyでmessengerなんかの通知が来たり来なかったりします。本家で認識されているのでそのうち改善するかも。連携されないもんだと思って油断していると仕事のメールがじゃんじゃん入ってきます。日本語表示はちゃんとできますが、漢字が微妙に中華フォントを含んでいます。
  • 最近ラップ計測ができるようになりましたが、サーキットをぐるぐるするときなど、自動でラップ計算はしてくれません。上のセグメント機能で代替できるかもしれませんが、セグメント機能を使い出してからレースに出ていないので不明です。
  • 個人的な意見ですが数字に単位をつけてほしい。貧脚なので距離は10cm単位まで出してほしい。
  • 走ってる最中にレイアウトの編集ができなそう。あらかじめいっぱいレイアウトをつくっておけばいいんだけど。
  • ConnectIQみたいな専用アプリはないので、かっちょいいスクリーンとかのできあいのはいまのところない。
  • 2022/6/2のアップデートでShimano Di2との連携機能が大きく削除されました。おそらくHammerheadがSRAMに買収されたからと思います。

Unknown

  • たまにコンビニによった後パワーメータとのリンクがなくなりますが、サイコンとパワメのどっちが原因なのか不明です。勝手に直ったり一旦センサーoffにしたりするとすぐ直ります。
  • 壊れたらどうなるのかまだわかりません。
  • SIMカード入れるとどうなるのかまだ試してません。3Gのみ対応という話があります。夢の中なのでごめんなさい。
  • 同じく、Androidアプリをサイドロードできますが試してません。Consのところに書いたかっちょいいスクリーンとかは実現可能と思いますが。

何かあったら連絡ください。

サイコンレビューした夢をみた – Hammerhead Karoo2

はじめに

先日Coospoというところのサイコンをレビューしましたが、Hammerhead Karoo2というサイコンをレビューする夢を見ましたので、念写した内容も含めて記載します。

入手

なんでこんなものが家にあるの

公式サイト通販では売ってくれません。直接メールしましたがやはりダメであるとのこと。Far Eastの某島国に送ってくれる業者もいないようです。

価格

公式価格はUSD399で、アメリカ国内や、それぞれの販売地域なら送料は無料です。うらやましい。この値段だと、Garmin Edge 1030は十分にカモれますし、日本でセット価格でしか買えないEdge 830よりも安価です。

実物

サイクルコンピュータとしては大型の部類に入ります。ぱっと見はEdge 1030と同じくらいに見えます。液晶のサイズは1030より小さいですが、解像度は圧倒的にKaroo2のが勝ちです。マウントはKarooオリジナルで、Garminマウント互換のアダプタが付属します。ただし、このGarminコンパチブルマウントはかなり緩めなので、別途Oリングなどをつけて少しキツめにしてあげた方がいい、と公式のフォーラムに記載があります。そうしないと横のスイッチを押そうとしたときにマウントが回ってしまい、サイコンがすっ飛びかねません。

今回は試していませんが、nano SIMカードを挿入することができます。そうするとGoogle Mapなどから目的地の検索なんかも可能です。

デフォルトの状態では英語モードになっており、日本語入力はできませんが、サイコン自体は日本語の表示は可能です。Androidとしての機能も持っていますので、アプリを再度ロードして別途IMEなどを入れれば日本語入力も可能でしょう。

端的に言えば、これはサイコンに特化したスマホであります。ソフトウェアはAndroid 8 Oreoベースです。

いろいろ表示項目は選べます。デフォルトでは上記のような感じとなり、画面下半分はリアルタイムの地図表示になります。Edge 820からKaroo2に変更し(た夢をみまし)たが、古いクルマに初めてナビをつけたような、何か進化したような印象を受けました。

Stravaからのルートデータの読み込みも問題なく、ナビゲーション機能もGarminと同等以上に使用できます。少なくともEdge 820Jで何回かしてしまったコースアウトもKaroo2ではそんなこともなく林道までガイドしてくれました。名前のある道路など、日本語でちゃんと表示されました。Garmin EdgeのClimb proと同じような、これから行く先の登り勾配の程度なども表示されるのでなかなか便利です。

普段自分はパワーと左右の3秒間パワーバランス、ケイデンス、スピードその他を表示させています。似たようなパラメータが並びますので、数字に単位がつくといいなあ。

ANT+, BLEによるセンサーの認識も問題ありません。個人的にはこれがきっかけになりましたがVariaのリアレーダーまで表示できるので、ほんとうに便利です。現状のソフトウェアでは、回転数によるスピードメーターと速度の自動調整にバグがあるようで、GPSを利用するか手動調整をするように指示があります。手動で外径を入力することで距離の問題はでなくなりました。ソフトウェアのアップロードも月2回は行われ、比較的サポートも良いようです。

感想

これを常用する前はEdge 820を使用していました。Egde820ではタッチパネルの操作がもっさりしていて操作が通ったかよくわからない、ワンテンポ遅れる欠点があります。現行の830では改善していると思いますが、どうなのかわかりません。一方、EdgeシリーズはGarmin connectやヘルストラッカーと併用した場合の総合力はやはり最強と言わざるを得ません。

Hammerhead Karoo2については、雨の日やグローブ装着では操作がしづらいタッチパネルを補完するように物理キーがちゃんとあり、ストレスなく動作することはすばらしいと思います。

というわけで、Hammerhead Karoo2は単体では正直最強のサイコンと考えます。あえて欠点を記載すると以下の通り。これら欠点も多少は改善できていると思われますし、国内での販売が正直望まれます。

  • サイコンの機能としては問題ないが、Garmin connectなどの周辺アプリについてはGarminに一日の長がある
  • スピードセンサーの自動調整にまだバグがある(2021.9.23リリースのバージョンで改善したと書いてありますが、まだ確認してません)
  • たくさんの項目を表示できるが、単位が表示できないため表示位置を覚えないとなんの項目が表示されているか咄嗟に判断できないことがある
  • Garmin互換マウントがゆるい
  • EdgeにあるようなトレーニングメニューやFTP計測、VO2 max推計機能などがない
  • 国内での扱いがない

正直なところ、USD399に相当する価格で国内販売してほしいです。日本では技適の問題があるため、このレビューは夢の中身になりますが、 高級サイコン=Garminのアンチテーゼとなりうると感じました。

仮にこのサイコンがあまり流行らなくって物理的なデバイスの販売をあきらめたとしても、おそらくAndroidベースのソフトウェアサイコンとしてやっていけるんだろうと思いました。

サイコンレビュー CooSpo BC200

はじめに

こんにちは。

2020年春からロードバイクに乗り出しました。自転車を買えばお金はかからないのか、と思っていましたが軽量化パーツやらウェアやらいろいろお金がかかります。

購入時付属しないものとしては、いろいろなパラメータの測定・表示機能です。測定するにはそれぞれセンサーが必要ですし、それを表示するためのサイクルコンピュータ(サイコン)も必要となります。

乗り出してみて最低限ほしい表示項目は

  • スピード
  • ケイデンス

があり、さらに

  • 心拍数計
  • パワー計

などがあると自分のコンディションもわかっていいと思います。このあたり測定できれば最近のトレンドである電動変速と組み合わせてオートマチックトランスミッションができるんじゃないかと個人的には考えています。スピード計は最近はGPS内蔵のサイコンが増えているので、GPSデータから算出するのがトレンドのようです。GPSが搭載されているとあとでライドの結果をみていろいろ反省したりにやにやすることができるので、GPS機能も必須になるでしょう。GPS機能といえば、地図によるナビゲーションもあるとうれしいところです。

というわけで、今日はサイコンの話です。当初自分はXOSS G+というサイコンと、同じメーカーのスピードセンサー、ケイデンスセンサーを購入しました。今や実機がないのでそのレポートは後日行うとします。

今日は、とくに誘引なく購入したCooSpo BC200というサイコンのレビューを行います。

外観と箱

aliexpressで注文し、6000円ちょっとと記憶しています。日本語の記載された化粧箱に入っていて、文法的にも問題なさそうです。マウント器具一式と液晶保護のガラスフィルムが添付されており便利です(が、自分はGarminだろうとHammerheadだろうとフィルムなしで使っています)。

中身

サイズは大きいです。Garmin 1030と同じくらいでしょうか。マニュアルには66 x 88 x 20 mmと書いてあります。説明書は英語のみです。なお、販売者に問い合わせると日本語マニュアルのPDFを送ってくれるようです→公式サイトに日本語マニュアルのpdfがアップロードされました。

箱の中身。サイコン本体と片手持ちマウント、普通のマウント、USBケーブルと液晶保護ガラス、説明書。マウントはGarmin互換
箱の裏には日本語の説明もあります。
文章もとくに問題はないような
やっぱり助詞力の不足は否めない
2.4inch LCD screenの訳は謎

本体

電源を入れると普通に立ち上がります。

本体も日本語の選択はないので、英語を選択することになります。中国製ですが中国語の設定はなかったので、国際版を送っていただいたのでしょう。

本体にはUSB-MicroBの充電ポートがあります。ちょっと形が違いますがGarminマウントでそのまま装着可能でした。物理ボタンは4つで、スクリーンのタッチ操作はできません。どうせ手袋している環境だとタッチ操作は難しいのでそれは構いませんが、ボタンはやや重い(タクトスイッチか)ので運転しながらの操作は難しいかも。物理ボタンは左側がカーソル移動、右側は実行、キャンセルの機能を持ち、すべての機能がそこからアクセスできます。

バイク3台ごとにそれぞれのセンサーの登録ができるようで、センサーもBluetooth, ANT+両方に対応しています。手持ちのGarminのスマートウォッチの心拍計、XOSSのスピードセンサー、 自転車に付属しているパワーメーター+ケイデンス計も問題なく認識しているようです。認識は電波強度も出ますし、ANTやBluetoothのIDも出ますので、間違えて他人の心拍を見てトレーニングしてしまう愚は避けることができます。

年齢、性別、身長、体重を登録することで消費カロリーも計算してくれるようです。

衛星はGPSに加えBeidouとGlonassに対応していますが、自分ではGPSだけを拾うように設定しています。

運用

サイクリングを選択すると最初に位置情報を検索すべく待たされます。Amazonレビューでは衛星の受信が悪い、という記載がありますが、最初こそかなり待たされるもののその後は受信に失敗することはありませんでした。

* ファームウェアをアップデートしたあと再度使用してみたのですが、やはり最初の衛星捕捉にかなり時間がかかっている印象。それだけでなく、走行中にもGPS信号をロストしていることがあるようで、ひょっとすると使用に耐えない可能性があります。走っているのは少なくとも周囲に高層ビルなどない広い道路です。

そこから先はなんというか普通です。普通に使えます。雨が降っていても安心。回していないときなのでケイデンスとパワーが出ていませんが、他のサイコンと全く同じ値が表示されています。

ライド中(一部編集)

これ以上いじっていないのですが、データフィールドはデフォルトの9コマから変更できるようですし、パラメータもかなり多いようです。格安サイコンではパワー表示ができないものが多いですが、本機はちゃんとパワーメーターにも対応しているので、そこはポイントが高いです。

PC連携

アプリのCooSpoRideというのをインストールすることでスマホ上でstravaと連携したりすることができるようです。今回スマホアプリはまだ登録していません。USBケーブルで接続すると、fitファイルを直接取り出すことができ、それをstravaにアップロードすることは可能です。

また、本家ホームページでは新しいファームウェアがアップロードされていますが、これも圧縮ファイルを展開したものをコピーすることで簡単にアップデートすることができました。

なお、スマホアプリを入れないとタイムゾーンの変更はできないようです。

まとめ

パワー表示ができて表示桁数も多くてこのお値段ははっきりいってお得です。Amazonでも7,980円で800円引きで売ってますし、ブランドにこだわらないとか最初の1台とか予備とかStravaやってない人に無理やり登録させるとかにはいいのかもしれないです。

あえて欠点を上げるとすれば、機能の割にはでかいことがあげられます。Garmin Edge 1030と同じくらいのサイズなので、ナビゲーション機能があるとうれしいです。でもこの価格ですからそれは高望みというものでしょう。衛星捕捉がちゃんとできているか不明なので、ここはしばらく追試が必要と思われます。

タイAISの仏対応、あるいはSIMカード紛失に対する適切なレスポンス

こんにちは。

当blogでは海外旅行について他ではあまり述べられていない(=アフィリエイトではない)自分の経験について語っています。今回はちょっと前まで海外旅行クラスタで有名であったタイのAISという電話会社の国際ローミングSIMカードについて記載したいと思います。

2019年にタイ観光に行った際、AISの窓口でAISの海外ローミングSIM(SIM2Fly)を購入しました。この際にパスポートを提示し、私の個人情報に紐付けてタイの携帯電話番号092-xxx-xxxxを発行していただいています。

日本に帰ってきてから、コロナウイルスのパンデミックが発生し、今まで通り週末海外、ということが難しくなってきました。タイSIMもUberやGrab、Lineなどで登録できるため番号を維持しておきたいと考えていたのですが、いろいろ端末を乗り換えたりしているうちに紛失してしまいました。

ネット上で検索してもSIMカード紛失については記載がなく、本家ais.co.thでも英語の情報は出てきません。そんななかサポートのメールアドレスを発見し、ダメ元でメールしてみました。

I bought your AIS SIM2fly package when I had visited Bangkok on Apr 2019. The person in charge had registered my SIM card with the information of my Japan passport.
My AIS phone number is +66 92 xxx xxxx.

Few days ago, I lost my AIS sim card. I had registered some online services with that number, so that I’d like to ask you to re-issue the SIM card.
Could you please tell if that is doable, and what kind of procedure I need to do?

とすると速攻で返事が来て、まず自分の番号はtop-upされていないため番号が切れていること、登録したパスポートの写真、およびパスポートを持っている自分のselfieを送れ、ということでした。パスポートは2週間ほど前に期限が切れていたのですが、構わず送ったところ、なんとDHLで無料で新しいSIMカードを送ってくれました。SIMカード記載の番号を送ってほしい旨のメールをいただき、送ったところSIMカードの写真も送れということでいま送った瞬間、1時間後には開通するという返事が来た次第。

日本の携帯電話会社に同じ対応を期待するものではないですが、この対応を受けてAISの番号はずっと維持していたいと思いました。いきなり海外ローミングになるから、ちゃんと開通するかこのブログを記載している瞬間はまだわからないのですが。

中華サイクルジャージを購入したよ

最近Amazonの品ぞろえのクオリティがよくわからなくなってきており、よくわからないものを買うならAliexpressでもいいんじゃないかということでロードバイクのジャージをAliexpressで購入したという次第。自転車用品、高いですがなるべく本物を購入しようと常に努力しています。TICCCというブランドが好きで、参考までに同じMサイズのものを測ってみました。画像は好ましくないと思うのでのせませんが、色合いはだいぶ違います。

というわけでざっくりとした比較。

今回購入中華製(M)
(webpage記載の寸法)
もってるやつ EU製品(M)
首回り40cm (-)40cm
zipper57cm (54)48cm
背中72cm (70)62cm
袖長(内側)16cm (-)20cm
胸周り(わきの下周囲)49cm (94)46cm
腹周り(一番下)36cm36cm

というわけで、でかいというより長いです。生地もオリジナル・・・じゃなかった持ってるやつとだいぶ違います。まあ着ても破れちゃうことはないかな。ジッパーのところの処理がだいぶ違う感じで、裏地の補強はありません。筋肉がある人なら力入れたら北斗の拳状態になるのではないかと。

USB 真空管 DACつくりましてる

まだつくりかけ

こんばんは。

Stereo誌っていう、スピーカーやらアンプやらDACやらにちょっとした記事が付属して数千円、という雑誌があります。LXU-OT1っていうデジタルアンプかなにかが最初に付属して、LXU-OT2というのがPCM2704を使っているDAC+ヘッドホンアンプがその次に付属しました。ネットでもだいぶ盛り上がって改造している人はいっぱいいるようです。

方や秋月電子でもPCM2704を使ったDACが1700円で売っています。これをつかってぺるけさんがLPFをつけていろいろ発表してくださっており、自分も何作かつくりました。結局LXU-OT2が余っているというわけです。

こいつの回路図はネット上に転載されていますが、DAC側はほとんどデータシート通りで、すなわち秋月DACとそっくり・・・self poweredになっているのも同じです。秋月DACは出力にLPFもないのですが、こちらはLuxmanのブランド名にかけてOPアンプのボルテージフォロアがくっついており、そのあとにヘッドホンアンプ回路がくっついています。まだこれはいいんですが、そのあとのおまけシリーズにはおよそLuxmanの名前が恥ずかしくなるような作品もあって、やっぱりブランド名って安売りしちゃいけないと思うんですよね。

それはさておき、余ってしまったDACを秋月DACの代わりにつかって真空管式のバッファをつけようという、余剰部品活用プロジェクトです。今ヨックモックの箱に入っています・・・

LXU-OT2改造

まず、秋月DACのC5,C6相当がLXU-OT2のC88,C31になります。他にもC11が同じくC87になります。他にはLXU-OT2ではUSBの5VからDDコンバータで昇圧をしており、OPアンプの電源としています。DDコンバータへの電源供給はL3経由でなされています。

というわけで、コンデンサを交換しC88,31の直後でパターンカット、L3も引っこ抜くと概ね秋月DACと同じような仕様になるというわけです。出力のピンジャックもその直前の抵抗を引っこ抜き真空管バッファの出力をそこにつないでいます。

ライントランス回路

HANAOKA E-8223というライントランスが手元にあります。正式なデータシートなどはありませんが、どうも10K:7KのTpAs-3S相当品のようです。これを料理したいと思います。

二次側はインピーダンスが7KΩなので、次段とあわせて8.2KΩにしておけばいいかということにしました。一次側はちょっとわからないのですが、390Ωという値にしてあります。

真空管バッファ回路

6L5Gという球を落札しました。1本1000円しなかったと思いますが、eBayからだったので送料が同じくらいかかりました。もともと負帰還が75KΩがついており利得6倍だったのを、トランスでの損失を考えて100KΩとし利得8倍としてみました。

電源回路

ぺるけさん特注のRコアトランスはもう頒布終了です。今回は試作なので、どうしようか考えたのですが、Aliexpressを眺めていたらRコアトランスも結構出品している業者があるようです。中国なので大体1次側が220Vだったり、あっても110Vだったりしてピッタリの電圧のやつはなかったのですが、ある業者はカスタム使用のトランスの注文を受けてくれました。送料込みで3000円しなかったと思います。届くのに1ヶ月以上かかりますが、急いで製作したいわけでなければこれでもいいのではないかなと。

M1 Mac mini買ったった

こんにちは。Mac mini買いました。色々あったので報告します。速いぜ軽いぜ最高だぜというお話ではないので、もし参考になる人がいれば。 こういうリサーチは購入前にするのが賢いよね。

色おかしい、画面ぼけぼけ(YUVリミテッドレンジ)問題

HDMIの規格に色域空間というパラメータがあって、RGBとかEDIDとはExtended Display Identification Dataの略。パソコンにモニタを繋ぐとき、こういう解像度とか周波数まで対応できますよ、っていうことをモニタがパソコンに情報として与えてくれるもの。この中に色空間を指定するところがあって、最近のモニターではどうも RGB と、 YUVないしYCbCrないしYPbPrという指定ができるようです。こいつらはほとんど同じものを指しているらしく、ここでは YPbPrに統一します。Yは明るさ信号で、bとrはそれぞれ青方向、赤方向の色相環の値を指定するみたいで、RGB形式に対するメリットとしては情報量の削減だそうだ。

Macは元々 HDMI出力したときに、YPbPrの色空間を指定してしまい、外部モニタに繋いだ時によくわかないがボケぼけの画像になってしまう、ということがあって意識高い系の人にはケーブルやモニタの相性の一言で片付けられていた歴史があります。YPbPrは元々デジタルテレビの色空間のようです。

色空間が合っていない例。サブピクセルレンダリングがおかしくなっている。画面をスマホで撮影。HP LP2475w Debian Linux 10
色空間をRGBとして設定がうまくいっている例。HP LP2475w

こちらのサイトなんかに詳しくありますが、Intel Macの時代は基本的にはモニタのEDID (Extended Display Information Data) をいじってRGBしか受け付けないとMacに誤認識させて、強制的にRGB出力とする、あるいはHDMI接続を諦めてDisplayPortからの出力にする、という方法がありました。

https://discussionsjapan.apple.com/thread/252288295

https://www.eizo.co.jp/support/compati/pc/mac/apple-m1/

https://forums.macrumors.com/threads/m1-mac-external-display-fuzzy-fonts-colors-ypbpr-vs-rgb.2276345/

ここによると、 M1 MacではIntel Macより劣化が進み、HDMI出力だけでなく、その他の出力でも YUV limitedになっちゃうそうです。基本的にはモニタ側で制限かけるしかない。色々やるのが面倒な人は、 HDMI-DVI-D変換コネクタを使うことです。DVIにはYUV色域がないので、上手くいくはず(うちではうまくいっている)。

今 Thunderboltポートからドックを通じて Display Portに接続、っていうヤヤコシイことをやっているので、ちゃんと映るかどうか、もうちょっと考察していきます。

M1 Macになってからは上のページで散々議論されていますがEDIDの変更で対応する方法は上手くいかないようです。うちの新しく買った4Kモニタ+ Macbook Pro 2016では当初はYPbPrで写りましたがEDIDを変更することでRGBになり、画像もきれいになりました。このとき作成したEDIDをM1 Macの方にもってきたのですが、読み込んでもらえないようです。EDIDを読み込んでくれた事案もあるらしいのでこのあたりに回避策があるようにも思えます。

4Kやらretinaやら言っていますが、高解像度のモニタでは色空間の問題ははっきりわからず、色あいが多少変わるだけです。通常のHD画質のモニタだとアンチエリアシングの文字がやたらぼやけて猛烈に目が疲れます。ここいらにAppleの巧妙な買い替え作戦が潜んでいるように思えてなりません。

映像では大手のナナオが問題を発表してくれたから、Appleも対応してほしいと思いますが、なかなか解決しないだろうな。

ちなみにモニタにYUVないしYPbPrモードを制限する設定があれば、それに設定しましょうとナナオのサイトにはあるのですが、うちのDell U2720Qというモニタではそうしたら色が変になるだけでちゃんと写りませんでした。

いろいろ試してみたところ、Intel Macから持ってきたEDIDを読む条件があるようでした。Macbook Pro 2016でこのモニタにつないだときはHDMI経由で、M1 Macも条件をそろえてHDMI接続するとEDIDを読むことがあるようです。ただし解像度こそはMacbook Proを反映して2560xなんとかの設定あ出現しましたが、色空間はYPbPrでした。EDIDを読ませる作戦もうまくなさそうです。

EDIDのパッチやら改造やらは以下のサイトに詳しい。WindowsでEDID吸い出してMacにつないでみたらどうなるか、やってみたいと思います。

https://github.com/Akemi/macOS-edid-modification

現在はThunderbolt3 Dock (HP Thunderbolt3 Dock G2とかいうやつ)経由でUSB typeCでモニタに接続しています。このドックがまた相性があって、裏向かって左のポートじゃないと起動時に認識しない。それはさておき。

  1. U2720Qの SmartHDR をDesktopに設定
  2. Macのディスプレイ設定でHDRを有効に
  3. モニタの色空間をYPbPrからRGBに(色が変になるが気にしない)
  4. 再起動
  5. Macのディスプレイ設定でHDR設定を無効に(モニタ側のSmartHDRはDesktop設定のまま)

的なことをやったらRGBで固定されてしまいました。いろいろやっているので何がよかったのかよくわからないですが、名前から察するにSmartHDRはHDRを要求されていないときにはRGBモードに切り替えてくれそうな気がする。

プラセボかもしれませんが色空間がYPbPrよりRGBのが明らかに目が疲れません。

そもそもApple silicon対応してない問題

OfficeもSafariもChromeもFirefoxも対応してるからいいもんね、Rosetta2があるからなんとかなるっしょ。待ってればいいよ、という人には問題はありません。そう考えていた時期が自分にもありました。

問題となるのはいつもドライバです。Logitechのマウス(トラックボール) CT-100/TM-400を私は愛用していますが、 LogitechのArmのドライバはまだ出ていません。具体的には左右クリックとホイール、センターボタンクリックは動きますが、他のボタンはちゃんと動きません。古い製品なので、サポート切れが心配です。Kensingtonもあまり期待できそうにありません。まあ普通のホイール付き3ボタンマウス使うか、MacだったらMagic Trackpad2使えばいいんだろうけど。Magic Trackpadだけどアルカリ電池を入れて取れなくなった例を複数みているので、本当に気を付けた方がいいと思います。

あと探したけどプリンタドライバもなかった。

HomebrewはM1対応したけれども、自分が使う範囲では Rstudioがネイティブ対応していない。Pythonはいけるようだけれども、他にもネイティブ対応できないものはまだまだありそう。Anacondaもまだだよ、というか、Anacondaのライセンス有償問題があっってConda-forgeに以降していくのかな?

スワップでSSDすり減りまくり問題

購入したのは予算の関係でメモリ16GB、ストレージ256GBのちょっとだけカスタマイズしたやつです。これで救われたのですが、どうもSSDへのスワップがかなり頻回に起こっており寿命が早めに来ちゃうんじゃないかと。今のところ自分の使い方では(ってまだwebブラウズしかしてないが)スワップが発生したことはないようで、16GBならまあ安心なのかな。今9.33GBのメモリを使用している(iterm1つ、firefoxのタブが10こくらい)なんですが、8GBメモリの人はこの程度でスワップ発生してしまうんですね。誰ですか8GBで十分、16GBもいらないなんて提灯記事つくってるのは。8GBモデル全部リコールして16GBに無料アップグレードになるか、そのまましれっと早くぶっこわれるモデルになるような気がします。おそらく計画的陳腐化のうちの一つなんでしょう。だって記事になってないもんね。

Twitterの記事。

ほんとうはノートを買おうと思って都合でMac miniになってしまいましたが、少なくとも上記の問題が解決しない限りおっかなくて使えたもんじゃないと思います。真面目に仕事で使う用の機械はやっぱり初期ロットは外した方がいいな、と実感しました。

と、Surface Go2で書いています。