だいたい2万円以下で買える中華スマホ(as of Feb 2019)をざっくり調べてみる

こんにちは。

ITガジェットを検索するとアフェリエイトブログばっかりで中身がない(ごめんなさい)ものがいっぱいあるのでいわゆる中華スマホについてまとめます。

というのも、現在使っているのの予備機を用意したいから。日本のAmazonで買えるやつは1〜2割の価格差で中華ECサイトで買えると思うのでざっくり調べてみる。大事なところはで記してあります。大事なところはで記してあります。たいせつなので2回書きました。

  • UMIDIGI One Pro : ¥16,837, 5.9inch, 1520×720 HD+, MTK HelioP23 (8core 2.0GHz, 1.5GHz), RAM4G, ROM64G, 3250mAh, LTE 1 2 3 4 5 7 8 12 13 17 18 19 20 25 26 28A 28B 34 38 39 40 41, DSDV, Android 8.1, USB type-C, approx180g
  • UMIDIGI Z2 SE: ¥17,837, 6.2inch, 2246×1080, MTK HelioP23(8core), RAM4GB, ROM 64GB, 3850mAh, LTE 1 2 3 4 5 7 8 12 13 17 18 19 25 26 28A 28B 34 38 39 40 41, DSDV, Android 8.1, USB Type-C, 165g
  • UMIDIGI A3 Pro: ¥9,877, 5.5inch, 1512×720, MTK6739(4core 1.5GHz), RAM3G, ROM32GB, 3300mAh, LTE 1 2 3 4 5 7 8 12 13 17 19 20 16 28A 28B 38 40 41, DSDV, microUSB, 192g
  • UMIDIGI A3: ¥7,967, 5.0inch, 1440×720, MTK 6739(4core), RAM2G, ROM16G, 3300mAh, LTE 1 2 3 4 5 7 8 12 13 17 19 20 16 28A 28B 38 40 41, DSDV, microUSB, 186g
  • OUKITEL C12 Pro : ¥10,999, 6.18inch,  960×480, MTK6739 (4core), RAM 2G, ROM 16G, 3300mAh, LTE B1, B3, B7, B8, B20, DSDV
  • OUKITEL C11: ¥7,669, 5.5inch, 1440×720, MTK 6580A(4core), RAM 1G, ROM 8G, 3400mAh, no LTE, DSDS
  • OUKITEL C11 Pro: ¥10,999, 5.5inch, 1440×720, MTK6739 (4core 1.3G) 3400mAh, RAM3G, ROM16G, LTE B1, B3, B7, B8, B20, DSSS, Android8.1, microUSB
  • Ulefone S10 Pro: ¥12,999, 5.7inch, 1498×720, MTK6739 (4core 1.3GHz), RAM 2G, ROM 16G, 3350mAh, LTE B1, B3, B7, B8, B20, DSDS, Android8.1, microUSB
  • DOOGEE X50L: ¥8,799, 5.0inch, 960×480, MTK6737M(4core 1.25GHz), RAM1G, ROM16G, 2000mAh, LTE B1, B3, B7, B8, B20,  DSXX, Android 8.1(Go), microUSB
  • Elephone A4: ¥15,980, 5.85inch, 1512×720, MTK6739(4core, 1.3GHz), RAM3G, ROM 16G, 3000mAh, LTE B1 3 19 21 28 38 40 31, DSSS, Android 8.1, microUSB
  • HUAWEI nova lite2: ¥16,815, 5.65inch, 2160×1080, Kirin659 (8core, 2.36GHZ 1.7GHz), RAM3G, ROM32G, 3000mAh, LTE B1 3 5 7 8 19 20, DSSS, Android 8.0, microUSB, 143g

こうしてみるとこのクラスは、基本HD(1440×720)解像度で4coreのCPUということがわかります。ストレージは16GBが普通で32GBあるとうれしい。あとProとか書いてありながらまったく行けてないスペックのものもあったりするので要注意です。

しっかしUMIDIGI安すぎるんですよね。SoCや液晶を安めのものをつかっているから、とも言えますがなにか違和感を感じます。これはHuaweiにも通じることがあります。中国の物価や人件費、もうそんなに安くないよね。

スマホの充電方式で混乱したので整理するよ

こんにちは。

旅行にチャージャーとケーブルを持って行ったのですがいつまでたっても充電が終わらなかったのでちょっと整理します。カンペはwikipediaやらMaximやらルネサスのデータシートとか。

ちょっと前まで

  • USB 規格自体:基本的にはUSB-3.0で0.9Aまで。USB-2.0では0.5Aまで。つまり250mAないし500mA。今どき売り物になってないやつとか超昔のガラケーの充電器とかは1A未満のやつが多いので、これに相当。
  • USB battery charging 1.2 (2010) : 0.5A-1.5A。D+とD−をショートさせることでdedicated charging portとして認識され、この場合最大で1.5A。
  • 一部のメーカー(笑 従前のSONYもらしいが)ではD+, D-に適切な電圧を分圧してかけることが必要で、その電圧で何アンペアながしていいか決めている(画像はMaximから貼らせていただきました)。Apple 1AではD+を2V, D-を2.7Vに、Apple 2AではD+を2.7V, D-を2Vにする必要があるとのこと。
  • チャージャー側としては何をつないでもエラーが出ないようにするためにそれ専用のICなんかをくっつけて対応している。Apple純正のチャージャーをAndroidとかに使っても1.5Aのdedicated charging portにならない。
  • 多分充電専用のケーブル、と称しているものはケーブル側でこれを吸収する仕組みを持っている。

最近

  • USB Type-C current : 5V 3A。これを使っていたのはNexus 5xとNexus 6P。手元のNexus 6PのACアダプタは5V 3Aまで対応。
  • USB PD: たぶん Type-C currentの上位互換。5V 3Aに加え9V, 12V等、maxで100Wまで対応。iPhone 8/X と iPad Pro 12.9インチ以降ではUSB type-C to LightningケーブルでもUSB PDに対応している(が、当然Apple独自規格)。

こいつらはUSB Type-C – Type-Cのケーブルが必須なのでType-A to Type-Cのケーブルを使ってる限り問題にならない、っていうか対応しない。

  • Qualcomm QuickCharge: QC3.0がいまのところメジャー。3.6V〜20Vまで200mV刻みで変化させることができて最大18W。手持ちのSONY UCH12というQC3.0対応チャージャーは5V 2.7A, 9V 1.8A, 12V 1.35AということになっておりQC3.0の規格をフルにサポートしているわけではない。QC4.0からはUSB Type-Cコネクタも使用できる

まとめ

  • 古めのAndroid系の機械はUSB battery charging 1.2が動けばそこそこの早さで充電される。5V 1.5Aまで対応している充電器でV+ V-をショートした充電用ケーブルを使えばよい。ちょっと気の利いた充電器なら勝手にV+, V-をショートしてくれると思う。うちのSpigen F202がなんでちんたら充電してたかは謎。Amazonで$9で買ったやつだからか・・・
  • Apple純正チャージャーをAndroidに使うには、2.1A以上のチャージャーを使ってV+, V-をショートさせた充電専用と称されているケーブルを使えばUSB battery charging 1.2仕様で5V 1.5Aで充電されるはず
  • 古めのiPhone系ではそこらで売っている2.4A対応のチャージャーは勝手にApple対応にしているはず。Androidスマホの付属チャージャーなんかはD+, D-短絡強制で使用できない可能性がある
  • USB typeC以降、QC3.0以降の最近のチャージャーは本体と充電器でネゴシエーションしながら電圧やら電流を決定しているので、チャージャーのポテンシャルが高い方が充電スピードが上がることになる。
  • たぶん物理規格はUSB type-Cに収れんしていってそこでいろいろやっていくんだろうけどUSB PDがかなり強力なのでその辺を押さえておけばよさそう。
  • 今使っているXperia XZ2 compact はUSB type-C かつ USB PD対応かつQC3.0対応らしいので、とりあえず高めの充電器を使えば早く充電されるようだ。

 

dtab d-01J 買いました

こんにちは。

iPadが大きすぎていろいろ困ったので、小さめのタブレットがほしいと思っていました。iPad miniはいいんですがいかんせん古すぎる。Googleに過度の依存もよくない、と思っているのですが、メインで使っているのがAndroidなのでアプリが使い回しできる方が便利、かつ自分にとってiOSはなんかちょっと、ということでAndroidの小さめのサイズのタブレットを探していました。職場でスマホ使ってるといろいろいわれるので、スマホと勘違いされないサイズがいいなと。

Androidでタブレットなら中華なやつ、ということで、最初狙っていたのはCHUWI Hi9 Proというやつです。10コアもあって解像度も2560×1600でメモリが3Gもあってストレージも32Gあるという。カートに入れてあとはクリック1回、というところでblack Fridayなのでほっぽらかしになっていました。これも気になるのであとでぽちってしまうかもしれない。

で、結果としてdtab d-01Jの中古を秋葉原で購入したという。ちなみに12800円でした。こっちもメモリは3Gですがストレージは16GB。解像度は同じ。

前のオーナーによりSIMフリーになっているようですが、そもそもIIJmioで使うので関係なし。ちなみにdocomoによると対応バンドはBand1, 3, 19, 21, 28, 42に加え、band 4,5,7,12,13,17,28,38,39,40,41,42だそうです。これを書いているときに初めて知ったのですがこれってすごいことじゃないでしょうか。北米でもちゃんと使えそうだし、大陸中国でもTD-LTE対応なのでしっかり使えそうです。

国内band1,3,19のみ対応のようです。対応してないバンドまで表に書いてあってわかりにくい・・・・

大きさは前につかっていたNexus 7(2013)よりやや大きいくらい。片手でホールドすると指が攣ります。

スピードは普通に使うくらいには全く問題ありません。ストレージ16GBもNETFLIXとかダウンロードしなければ普通に使えるレベル。そもそもうちのiPad Proは 32GBでこいつと大差ありません。

購入してIIJmioのSIMを入れたらアップデートが始まってAndroid 7になりました。

普通に使えます。これ以上の表現はありません。おすすめします。購入に際しいろいろネット上を渉猟しましたが、最近のサイトはアフィリエイトばっかりで内容がないところが多いですね。自分のサイトもたいがいですが、前置きばっかりしじゃないようにはしているつもりです。

rootとったりカスタムROMとか、興味はあるんですがこれはちゃんと使えるので、次に中華pad買ってからにしようと思います。

 

日本の携帯電話の契約をやりました。

こんにちは。

日本に戻ってきたので、休眠状態にしていた前の携帯電話番号を復活させました。ちょうど2年縛りの切れる月から休眠にしていたので、そのままMNPのport outが可能です。データ通信は別にMVNOのデータSIMを購入する予定でしたので、音声通話だけあればいいかな、というところです。

私の場合はauの契約だったので、そのままauのお店にいってもともとの3Gの1000円くらいの契約をいったん復旧させました。MNPの予約番号は翌日でないと取れない、ということなので翌日までそのまま音声通話の契約を維持しました。なぜかSMSの送受信ができなかったのですが、まあ翌日MNP予定だったのでよしとしました。auの3G契約でもよかったのですが、auの3Gの仕様が難しくてよくあるSIMフリーの端末では使えないのです。

3大キャリアのプランはデータ通信の容量が膨大だったり料金がえらい高かったりしたので、キャリアに求めるのは安定した音声通話だけです。というわけで、docomoショップに行ってFOMAバリュープランでの契約をしたいというお話をしました。持ち込みの機種は件のNexus 6pです。

docomoのアドバイザーなる方が、持ち込みの場合はバリュープランでは契約できない、ということを伝えに来ましたが、「使えるからもう一度しっかり調べてください」とお伝えしたところ問題なく契約できるとのことでした。

ちなみにdocomoのページにはバリュープランの適用条件(リンクはこちら)として

  • 他社製品の携帯電話機などでドコモのFOMAサービスをご利用いただく場合、ドコモショップ窓口にてご利用中の携帯電話機などご提示いただくことにより、「バリュープラン」での新規契約・契約変更およびプラン変更が可能です。
    なお「バリュープラン」の適用には一部条件がございますので、詳細についてはドコモショップスタッフへお尋ねください。

と書いてあります。ネット上の情報は錯綜していますが、docomo扱いではなく、かつ技適対応であり3Gが使える携帯であれば基本的に問題ありません。LTEがついててもついてなくても問題ありません。法律的に使える(技適)こと、物理的に使えること(3G、対応周波数)が確認できればいいのではないでしょうか?

というわけで契約はできそうだったのですが、「ちょっとご相談が・・・」とのこと。どうもキッズけいたい(これも3G)の契約ノルマがあるらしく、一括ゼロ円でいいからこっちに乗り換えたことにしてほしいとのこと。キッズ携帯って4ヶ所しか電話できないんだと思っていたら、実は単純に物理的なテンキーがないから電話番号がかけられないだけなんだそうです。

というわけでdocomoにMNPし、おみやげにキッズ携帯をもらい、SIMはめでたく手持ちのほかの端末にインストールされて完成です。3Gは将来的には停波するそうなのですが、数年は使うことができると考えています。2台持ちにするか、はたまた他の使用方法を考えるか、いずれにせよ契約と端末は分離されていたほうがよろしそうです。

 

日本で使用するためにタイのSIMカードを買ったよ その3

こんにちは。

海外行ったらどこの携帯会社が強いのかわからない、ということでさっきのSIMカードで使える国の携帯電話会社について、企業規模やらカバレッジやらをいろいろ調べて順位をつけてみました。国によっては日本とは比較にならないほどカバー率が低かったりすることもあるので、参考になればと思います。表が正確であるかどうかは保証しません。あしからず。

Prepaid Data SIM card wiki なるサイトをみつけました。非常に詳しいのでおすすめです。このページの記述も上記ページからの要約です。

  • Australia => Telstra, Optus, vodafone
  • Cambodia => Metfone, Smart, Mobitel
  • Hong Kong => Csl, China mobile in HK, Three
  • India => AirTel, vodafone, idea
  • Indonesia => Telkomsel ,IM3(Indosat) Ooredoo, Tri  Telkomselだけが全国展開
  • Laos => Unitel, Laotel, Beeline
  • Macau => CTM, Three, Smartone
  • Malaysia => Maxis, Celcom, Digi
  • Myanmar => MPT, Ooredoo, Telenor
  • Nepal => Nepal Telecom, Ncell, Smarl Cell
  • Philippines => Smart=Globe
  • Qatar => Ooredoo, Vodafone
  • Singapore => Singtel, Starhub,M1
  • Sri Lanka => Dialog, Mobitel, Etisalat
  • South Korea => SK Telecom, KT, LG U+
  • Taiwan => Chunghwa 中華電信, Taiwan mobile 台灣大哥大, FarEasTone 遠傳電信
  • China =>  China Mobile 中国移动, China Unicom 中国联通, China Telecom 中国电信

日本で使用するためにタイのSIMカードを買ったよ その2

こんにちは。

日本に一時帰国するにあたりタイのSIMカードのローミングを使おう、ということでSIM2flyとTruemove HというところのSIMを買った話をしました。

結果から申し上げると、日本で問題なく使用できました。APNの設定も不要で、SIMカード差し替えないし追加(私のXZ2 compactはDSDS対応機でした)で、ローミングをオンにすること以外には何も対応していません。Nexus 6PもSIMカードの入れかえで全く不自由はありませんでした。

SIM2flyはソフトバンクのローミング、Truemove Hはdocomoのローミングになりました。SIM2flyはBand 41のTDD-LTEまでつかんでいましたので、まあ普通にソフトバンク回線なんだと思います。Nexus 6PがTDD-LTEに対応しているとは知らなかった。Truemove Hも安定して電波はつかんでいました。関東地方だけの行動範囲では、大体東京・名古屋・大阪(東名阪というらしい)バンドであるところのband 3でつながっていたように思えます。

いずれにせよ圏外になる、っていうことはまずなく、日本の携帯電話会社はきわめて優秀、ということを実感した次第です。ただ、SIMがタイのものであるせいか、広告やらTwitterのお勧めやらcookpadのトップページやらがひたすらタイ語になり、不思議な気持ちになりました。

○Truemove Hについて

Amazon.co.jpのレビューをみてみると、新しい銀色のパッケージは日本ではつかえないということと、国によっては電波をつかまない、ということだそうです。国によっては4Gのネットワークはさほど普及していないのでそのせいもあるのだと思います。

ローミング先については米Amazonのページに一覧がありましたのでWikipediaのページを参考に追加編集したものを記載します。ただしWikipediaのページからは4G対応がかなり貧弱なことが読み取れますので、たぶん情報が古いんだと思います。赤字はAISで対応していない国です。UMTSは3G, GSMは2Gを示します。

  • Cambodia => Smart Axiata (B1 UMTS, B3 GSM, B8 GSM)
  • Hong Kong => Three (B1 UMTS, B3 GSM, B7 LTE, B8 UMTS/GSM)
  • Indonesia => Indosat Ooredoo  (B1 UMTS, B3 LTE, B8 UMTS/GSM)
  • Macau => Hutchison (みあたらず)
  • Malaysia => Maxis (B1 UMTS, B3 GSM, B7 LTE, B8 GSM)
  • Myanmar => MPT (B1 UMTS, B3 LTE, B5 CDMA2000, B28 GSM)
  • Philippines => Smart (B1 UMTS, B3 GSM, B8 LTE, B28 UMTS/GSM)
  • Qatar => Vodafone  (B3 LTE, B7 LTE, B20 LTE) 別ページから拾ったデータなので違うかも
  • Singapore => Starhub (B1 UMTS, B3 LTE, B7 LTE, B20 UMTS)
  • South Korea => SK Telecom (B1 LTE, B3 UMTS, B5 LTE, B7 CDMA, B8 LTE)  and KT (Note: KT can only be used with Silver packaging) (B1 UMTS, B3 LTE, B8 LTE)
  • Taiwan => Chunghwa 中華電信 (B1 UMTS, B3 LTE, B7 LTE, B8 UMTS)
  • 追記:China =>  (B39 TD-LTE, B40 TD-LTE, B41 TD-LTE)
  • 追記:日本 => Docomo (B1, B3, B19, B21, B28)

日本ではGSMの電波形式はサポートされていませんがほとんどの電話がGSMを使えるようです。ただこれでやるデータ通信は最大でも1Mbps程度になります。

○ AISについて

こちらはもうすこし親切で、パッケージの後ろにローミング先の記載があります。赤字はTruemoveで対応していない国(+日本)です。

  • Australia → Yes’Optus
  • Cambodia → Smart Axlata, Metfone
  • Hong Kong → CSL
  • India → AirTel
  • Japan → Softbank
  • Laos → Lao Telecom
  • Sri Lanka → Mobitel
  • Myanmar → Ooredoo
  • Macau → CTM
  • Singapore → Singtel
  • Malaysia → Maxis Mobile
  • Nepal → Ncell
  • Philippines → Globe Telecom
  • Korea → SK Telecom
  • Taiwan → Taiwan Mobile
  • Indonesia → Telkomsel
  • Qatar → Ooredoo

○まとめ

いろいろな人がつかっているのと、多分普通につかえている人はレビューは書かずトラブルがあった人が記載する傾向にあると思えるので、正直なところどっちもどっちと思います。携帯の機種を記載してくれている人もいますが、同じ型番でも対応バンドが違うものが多いので確実とは言いがたいです。中国以外のアジア圏内ではBand1, 3, 7, 8, 20, 28をカバーしていれば問題ない、最低band3, 7はほしいということもわかりました。中国はBand 39, 40, 41のTDD-LTEバンドがほぼ必須のようです。

国によっては4Gの回線が弱く3G/2G接続になりかねないので、SIMカードの問題なのか電界強度・カバレッジの問題なのかは判然としかねます。2社のあいだで対応している国が違うので要注意です。ちなみにタイの電話会社のSIMなのですが、これらはどっちもタイでは使えません。

日本国内で使用する場合、docomoのローミングは魅力的ですがTruemoveの新パッケージ(銀色)では使用できません。旧パッケージ(赤色)を探してください。大切なことなので2度書きました。

都市部をうろついている限りでは、Softbank回線であってもほかの外国よりもはるかにカバレッジがいい印象をうけました。

今後海外に出る際には、積極的に第三国のローミングを検討したいと思います。安いし。現地の電話会社の窓口でいろいろお話するのも楽しいですが、旅行も満喫したいですからね。

 

日本で使用するためにタイのSIMカードを買ったよ

こんにちは。

日本に一時帰国する用時があったのですが、携帯の契約についていつも困っています。以前は、

  • UQ-mobileの1ヶ月無料お試しキャンペーン
  • 空港でプリペイドSIMを購入

などの手をつかっていました。UQ-mobileに関しては1ヶ月ほんとうに無料だったので(契約の間違いで結局1ヶ月分3000円くらい払ったけど)もしそういうキャンペーンがどこかであるならお得だと思います。ただしSIMカードを届けてもらう日本国内の住所が必要でした。

空港のプリペイドSIMは外国人がよく買っているのでとくに問題はないですがやっぱり3000円くらいかかります。これらはいずれもMVNOなのでデータをバリバリ使う人にとっては速度の面で懸念があるかもしれません。訪日外国人観光客に日本のLTEネットワークは遅い、という考えを持たれるのもいかがかと思います。昨今通話よりデータのが大事というのもわかりますが、いざというときに119なりホテルなりに自分の携帯から電話できないのも困る。おもてなしを表明するのであればインバウンド需要に対するプリペイド音声+データ通信SIMをちゃんと用意してほしいものです。

ちょっと考えたところ、別に日本の契約でなくとも海外のSIMを日本でローミングで使用すればいい、ということに気付きました。極端な話、こちらのMNOであるVerizonやAT&TやT-mobileやSprintのお客さんは(いくらかかるか知りませんが)ふつうにローミングを日本で使えばいいわけです。でもMVNO使いの貧乏人としてはこれは使えません。

ローミングが安いSIMを探してみたところ、どうもタイや香港の携帯会社が安いようです。香港のSIMの方が多少安いのですが、Amazon.comで購入すると本国発送になるらしく一時帰国に間に合わないため、今回はタイの携帯会社のSIMカードを購入してから日本に行くことにしました。

買ってきたのはこいつらです。2種類あるのは両方試したかったのと2人で一時帰国するから。タイ語完全にわからない。中の説明書も完全にわからない。

ローミング用SIM

ちなみにamazon.co.jpのリンクはこちら。アフィリエイトではありません。

いずれもだいたい1800円くらいで1週間、4GB〜5GBのデータ通信ができるようです。まだ使っていないのでわかりませんが、AISはSoftbankの電波(B1, B3, B8, B28)を、truemoveはdocomoの電波(B1, B3, B19, B21, B28)を使用するようです。空港で日本のMVNO SIMを買うと大体3000円越えなので、お得と考えられます。ローミング先はMNOなので、多分データ通信のクオリティもいいでしょう。これをNexus 6PとXperia XZ2 compactにぶっ刺すことにいたします。XZ2はものの記事によるとLTE 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700), 17(700), 19(800), 20(800), 26(850), 28(700), 29(700), 32(1500), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500), 66(1700/2100)の大量のバンドをカバーしているので楽しみですね。TDD-LTEもカバーしているのだろうか? 中国でも使える?

面白いのは、この2枚に関してはデータ専用のSIMではないので、SMSも受けられますし、タイの電話番号がもれなくついてくるということです。日本のSNSで登録に電話番号やらSMSが必要なもののアカウントもつくれちゃうはずです。この2枚同士の音声通信はタイの電話番号同士となります。日本にいるのに。面白いですね。

使用にあたってはSIMフリーで日本のバンドに対応しているスマホが必要です。

 

I always have an issue with cell phone usage in Japan. I have already experienced:

  • UQ-mobile trial one month free
  • bought pre-paid SIM card at the airport

UQ-mobile had been really really free for one month, but that rule was only applicable to Japanese resident, and it required an address in Japan. Of course, you can buy pre-paid SIM card at the airport as a lot of foreign traveler does. However, it costs about JPY3000, and I think it is a bit pricey. Also, the SIM does not have talk, so in case of emergency, you cannot call 119 (ambulance/firefighter call in Japan) nor the hotel. I am strongly willing to ask the Japanese government to take it consideration about that unfriendliness for foreign visitors…

Anyway, if you are MNO users such as Verison, AT&T, T-mobile, and Sprint in your own country, you can use your phone number in Japan if you use roaming. But I am using MVNO in the US because I am a kinda cost-cutter. I cannot communicate with anyone because of it.

So I dug into the web and found that the SIM card from Thailand and Hongkong are cheap and are available in Japan. If you buy one in Japan, Hongkong SIM is a bit cheaper than Thailand one. But in America, it takes a longer time to get Hongkong SIM, so I bought two Thailand SIMs from Amazon.com and will go to Japan.

I have bought AIS SIM and Truemove SIM. AIS uses Softbank as a roaming carrier in Japan, and Truemove uses Docomo. If you use AIS, your phone should communicate with LTE band 1,3,8 and 28. If you use Truemove, LTE band 1,3,19,21,28. I think (and a lot of Japanese thinks same too) Docomo is better than Softbank, but I want to try different types of SIMs.

Their costs are less than USD20 and they give you 4GB LTE data for one week. If you buy a pre-paid SIM at the airport in Japan, usually you need to pay more than USD30. Additionally, you can get Thailand voice phone numbers. You can communicate with your buddy using your Thailand phone number in Japan. That should be strange, huh??

Sometimes the SNS Apps in Japan need your real phone number. You may be able to utilize these number to sign-in that kind of SNS. I have no further idea of that 😉

Of course, you’ll need unlocked cell phone with Japanese LTE band coverage.

Please feel free to ask me any questions.  Thanks!

 

Nexus6pがブートループにおちいる→なんとか直す その3

こんにちは。

ブートループにおちいったNexus 6Pの修復ですが、修復後数ヶ月とくに問題なく経過しています。速度低下はそれなりですが、普通に使っている限りはそれほど体感できるほどでもありません。

ただし、いろいろ考えてXperia XZ2 compactというのに乗り換えてしまいました。Nexus 6Pはひとにあげました。なんたってディスプレイの解像度やら高級感やらはNexusの方が普通の機種や同世代のiPhoneに比べ全然いいのです。

買い替える携帯についてはいろいろ考えました。iPhoneは日本で2年縛りで買った方がいろいろ特典が付きうるので保留としました。他はHTC製のPixel 2とEssential phoneが候補に上がりましたが、Pixel 2が高価であることとgoogleのサポートに信頼がおけないこと、Essential phoneはカメラの性能に関するネガティブな報道が思いの外多いこと、一時期下がった$300台が見えないことから最後まで候補に入っていたのですが止めました。結局日本メーカーを応援しようということになり、international versionのXperiaを購入したという次第です。

Nexusシリーズがブートループに陥るのは多分SoCの過常発熱によるチップやハンダ付け部位のマイグレーションなんだと思います。暖めたり冷やしたりするとなんとか起動するのは、バッテリーが5%以下で起動するのと同じでクロックを下げたりコアを停止したりするfail-safeモードとして働いているからなのでしょう。

やはりAndroid携帯の出荷数はiPhoneには比較できないほど少ないため、こういった設計不良と考えられる事象に関してはユーザ側からあげられる声が小さく、設計製造業者側からのちゃんとした回答は得られません。こういった事象は深圳なんかのガレージメーカーだけかと思っていましたが、googleなりHuaweiなりでも同様の対応であることに少なからずと失望しました。一方、Appleの設計は普通に考えるとかなりマズいこともありますが、なにぶん出荷台数が多いのでトラブルに関するユーザーの意見もたくさん見ることができます。長いものにはまかれろ、ということわざの通りですね。

いずれにせよ、ローンチからかなり時間が経ったNexusシリーズを使い続けるのはかなり困難があります。この製品に限らず、製造会社もいろいろ理屈をつけて2年以内に陳腐化するように意図的にふるまっているきらいがあります。もしあなたがNexusシリーズのユーザーで、まだなんとかこの機械を使っていたいならば、電池交換と4コア化がほぼ必須になってしまいます。電池交換にしても、街の携帯やさんで交換される電池はほぼknock-off品で信頼できるものはありません。

自分としては、いじるのは好きなのでもしそういったものが格安で手に入るならまだ修理してサブ機として維持はしておきたいですけれども。

 

Nexus6pがブートループにおちいる→なんとか直す その2

こんにちは。

Nexus6pがブートループにおちいった、ということを書きましたが、偶然うまく起動してバックアップを取ることに成功した、というのが前回のあらすじです。

しばらくこのスマホを使おうと思っているので、なんとか修復を試みます。Nexus6pの8コアあるSoCのうち半分を使用不能にすることでなんとか使えるようにする、というのがネット上にある解決策のようです。

参考にしたのはxda-developersのこことか、それを日本語で解説していただいているここです。ありがとうございます。bootファイルについては日本語記事の記載にある013のリンクではなく、こちらにある014がより新しいようでした。

手順は上記のページ通りです。一応TWRPというのも書き込んでみましたが何ができるのかよくわかっていません。確かにroot化とかは興味があるんですが、この機械に関してはあまり必要性を感じず、文鎮化する恐れを考えてあえて触りませんでした。

速度はやや遅くなる印象があります。とくに撮った写真のHDR処理などはかなり遅い。ただ最低限の電話+web閲覧くらいの機能はなんとか担保できていると思います。少なくとも次の機械へのつなぎくらいにはなんとかなると思います。

さて、自分で設計販売したハードウェアに責任が取れないGoogleと自分で製造したハードウェアに責任が取れないHuaweiの組合せにはややうんざりしています。本体の買い替えを考えていますが、先に書いた通りこれの後継になりそうなのはPixel2やEssential phoneになりそうです。Pixel2 XLはLG electronics製でPixel 2はHTC製です。どちらかというとPixel2に興味があります。Essential phoneはデザイン的にはもっとも興味がありますが、カメラの性能が劣るという情報がいろいろなところから上がっています。バッテリーも新品だししばらく今の機械を使っていくか、何かリプレイス候補を考えるか、悩ましいところではあります。

Nexus6pがブートループにおちいる→なんとか直す その1

こんにちは。

わたしの使っているスマートフォンはNexus 6Pというやつです。Googleから発売されており、製造元はHuaweiというところです。

どうもこの電話は設計かの都合で、大きくわけて2つ問題の問題があるようです。残念ながら先日までに両方を経験し、本格的に買い替えを検討したのですが何とか解決したのでその方法をレポートします。

  1. バッテリー残量が急激に0%を示し電源が落ちるという問題
  2. Bootloop問題(engadgetのリンク

1のやつは多分バッテリーの劣化をうまくとらえられていないために残量のつじつま合わせができないことによると思われます。搭載されているSnapdragon 810が電気喰いかつ発熱しまくるのでその影響もあると思います。

この根本的な解決法は電池を交換するしかありません。電池交換に関するトラブルは前に書いた通りです。Nexus6pの修理を難しくしている原因は販売担当のGoogleと製造元のHuaweiの協力がうまく得られていないことにあると個人的には思えます。電池交換をHuaweiに依頼すると2万円以上かかるとのことで(Huaweiのサポートに確認済み)、これは「修理なんかしたくない、新しい電話買ってくれ」という意思表示に他なりません。またバッテリーのみのパーツをだすこともできないとのことでした。

そうすると、まともに機能するバッテリーを探して右往左往する必要があるわけです。バッテリーの構造を見てわかる通り、フレキ基板が不必要にのたくっています。いちばん太い線はバッテリーの正負極なのですが、わざわざ長くして電圧降下が起きやすい状況になっているというのは何でなのでしょう? 何か大きい設計変更が最終段階であったのではないでしょうか?

2の方はもうちょっと深刻で、とくに前触れもなく突然再起動ループに陥り復活がきわめて大変になるというものです。

原因はNexus6pそのものにあると言われています。兄弟機のNexus5Xも同様の問題があるとのことでした。ブートループに陥った場合、flash ROMを焼き直すしか方法がなく、そのためにはブートローダーをロック解除していなければなりません。自分のNexusはブートローダーのロックがかかったままでした。

ちょうどVancouverから帰ったばかりで、そこで撮った写真やらなにやらと一緒にそのまま文鎮と化すのではないかと思っていました。旅行中に壊れたら遭難しかねません。

と、しばらくブートループのままほっぽらかしにしておいたら何もなかったように起動しているではありませんか。わたしはその時バス停でバスを待っていたのですが、衆目も気にせずPCに接続してとりあえずバックアップをとりました。

どうも、バッテリーが10%を切っていると起動するようです。おそらくバッテリー残量不足のときはフェイルセーフでCPUのコアを全部使わないで起動するのでしょう。バッテリーを交換して間もなかったため、バッテリー残量10%でも平気で動作するのが幸いしたようです。が、そこからチャージするとまたブートループに陥ります。これでは全く使い物になりません。

とりあえず生き返っている間にブートローダーをアンロックしました。その後はSnapdragon 810の8コアのうち半分を使用禁止にする、という処置を行います。

つづきます。

っていうかマジでスマホ買い替えたくっていろいろ探してるんだけど、もうHuaweiは買いたくないしiPhoneはあんまり面白くなさそうだし。Pixel2が希望に近いんだけどえらい高いし、Essential phoneはいろいろ悪い評判がついてまわってるし、で結構右往左往せざるを得ないというところです。