アメリカに和牛をお土産にしようとして失敗した話

アメリカにいると、アメリカ人よりことあるごとにwagyuを食いたいという話をききます。それほどアメリカ人の垂涎の元であるところの和牛をいっちょお土産に持って行きたい、というは素直な話です。お世話になった方なので予算はあまり気にしていません。

いろいろ調べたら、

米国向け牛肉の携帯品(おみやげ等)輸出について(http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/171107_24.html)

という農林水産省のページを発見しました。原理的には可能らしいので、成田の動物検疫課に電話してみました。

検疫としては検疫できるんだけれども、日数が必要となるので、現実的にはアメリカで事前に指定されている日本の食肉工場・指定畜産場からの牛肉に限られ、かつ個人で輸出した例は担当の人の経験ではないとのこと。企業のサンプルなんかを個人が持って行った(当然手続きは企業)事案はあるとのことでした。

そうするとその指定工場・畜産場とやらから肉を買えばいい(肉のこととなると、やはり人は気合いが入りますね)ということでいろいろ調べたら、

飛騨牛、米国へ初輸出 高山米穀協業組合(https://www.nikkei.com/article/DGXLASFD17H0P_X10C16A3L91000/)

なんていうページもあった。というわけでJA飛騨ミートに電話してみたところ、やはり数年前の話で現在は扱っていないらしい。取り扱っていた業者の名前を聞いて、電話してみるとやっぱり今はやっていないそうだ。

つうわけで

https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000499299.pdf

にある業者にローラー作戦で電話をかけますが、いずれも個人宛に書類付きでの和牛は売ってくれないらしい。

こっちも素人っぽい感じで電話した(だって素人だもん)ので適当にカスタマーサービスみたいなところでかわされた可能性もあります。知ってるフリをしまくっておまえが書類用意するのは当然、という感じで電話したらまた何か違ったかもしれません。あとプロの方がもし見ていたらこれ結構な商機だと思いますので、是非実行に移していただきたく。

ちなみに密輸してCBPでバレると結構大変な目にあうと思います。アメリカ人はフレンドリーですが、不正には基本的に厳しいです。

結論:素人にはお勧めできない

シンガポールとマレーシアいってきた その4

こんにちは。

マーライオンも見に行きました。

中国人観光客ばっかりでアレだったので行きましたというだけにとどめます。

シンガポール内の移動はMRTとバスが便利です。EZ-link cardというプリペイドカードを買ったのが帰る数時間前だったので、もったいないことをしました。こいつがないとバス乗るたびに小銭が必要になります。そいでGoogle mapを使うとバスの時間やら行き先が出てくるのでとても便利です。結局Uberは最初の1回しか使いませんでした。バス安い。最高。

シンガポール飯。

亀のスープ@Tan Ser Seng Herbs Restaurant。おいしい。

スープだけじゃあれなので野菜も頼んだ。おいしい。

Laksa@Albert Centre Market&Food Centre ラクサって貝が入ってるんですね。知らなかったがまあおいしい。Tigerはシンガポールのビールです。

Bugis Street 1階は観光客向けって感じだけど2階より上はローカル色がだいぶ強まります。

朝ご飯@Hawkers(タイ飯だって?まあ気にしない)普通においしい。シンガポールだとなんて言うんでしたっけ・・・

バクテー@Leong Kee Bak Kut Teh restaurant

有名どころに行こうと思ったけど遠かったので、ここも割と人気のようなので近くにあったこのレストランにしました。ガイドブックにはないけれど。ここの店はおすすめです。

Arab streetにも行ってみたが、この時点では相当満腹状態。見たことのないものを食べるならこっちの方がいいかも。

Heineken/サテ @ Blu Jaz Cafe みたことがあるものを飲みたい人にも、ちゃんと提供されます。

Singapore bayをパノラマで撮影してみた。

まとめ

  • シンガポールでもお金をかけずに旅行することはできた
  • EZlink cardを購入すべし
  • 小銭大切

シンガポールとマレーシアいってきた その3

こんにちは。

シンガポールのを書き進めている間にアメリカ行っちゃったりして忘れそうなのであわてていろいろ記載します。

しっかり寝坊したのでブランチには有名なフィッシュカレーのお店に行きました。「ジョホールバル」「フィッシュカレー」で検索するといっぱい出てきます。

Johor Bahru Kam Long Curry Fish Head

結構量が多いのですが、微妙にsmall riceをlarge riceとカウントされぼられました(面倒なので指摘しなかった)。よろしくないですが味はよろしいです。中国語しか通じないっぽいです。

翌日のJBからSingaporeまではそういうわけでQueen street bus stopまでの切符を購入しました。もうTranstarは信用しません。

バスに乗るときに切符を購入するわけですが、どうも行き先がMRT stationとbus stopまでの2種類があるようです。MRT駅行きのバスの方が実は便利そうだったのですがよくわかっていなかったので終点のバス停までの切符を買います。乗ったバスで最終下車地まで行けるわけではないので、乗ったバスの行き先でなくても切符が買えてしまうというトラップつきです。繰り返しますが、同じ会社のバスなら乗れます。

到着したqueen streetで途方にくれましたが(なんたって大荷物です)、最初に何もわからないときはUberが便利です。待っていたらメルセデスEクラスが迎えにきてくれました。

シンガポールのホテルはたいてい高いですが、そんななかで見つけたのがこれ。Bright star hotel(星光大飯店)(リンクはTripadvisor.jp)アドレスは20 Lorong 17 Geylang, Singapore 388575。ロロン17っていえば大丈夫です。ちなみに偶数番目のロロンは風俗街なので要注意だ。

外観はこんな感じ。

周りはSingaporeっぽくなくってなんか正しい東南アジアって言う感じです。

部屋はこんな感じ。ベッドはちょっと硬いけどこんなもんでしょうか。冷蔵庫もあります。

当然ながら私が英語で話しかけるまではみんな中国語をしゃべってます。でもホテルの人も親切だったしシンガポール行きたいけど宿泊にお金つかいたくない人にはおすすめです。偶数番目のLorongの方に向かうと中華系のスーパーがあっていろいろ安く売っています。野菜とか海外だと超安いのでいつも欲しくなりますね。

実質1日半しかないので、お土産かったりBugis streetっていう竹下通りみたいなところに行ったりいろいろやっています。

まだ続きそう。

 

アラスカ航空の乗り継ぎではまったので報告するよ その2

こんにちは。

往路はそういうわけでえらい遅れてSan Diegoに到着しました。

でもって復路です。

サンディエゴからシアトルまでは朝のAlaska air便です。ホテルをシェアしていた友人は別ルートなのでそれに合わせて早めにホテルを出ました。日本人はLの発音が苦手なのでアラスカ航空どこよ、って空港の職員に聞いても結構聞き返されます。

どうも今回はあらゆる飛行機が遅れている模様。前に到着したした飛行機の重さが超過したかなにかで滑走路にトラブルが発生し、そのせいで多くの離陸便がかなり遅れているそうです。私の選んだAlaska airも遅れています。結局1時間くらい出発が遅れるようです。

シアトルでの乗り換え時間は定刻通りに到着したとしても1時間40分でした。現時点で1時間遅れなので乗換え時間は40分しかありません。念のためJALの北米航空券予約電話に確認したところ、Alaska airの遅れなので、代替便の手配などはその航空会社の責任で行われるとのこと。でもって乗換え40分はやっぱり無理であろうとのことです。

というわけでboarding counterでアメリカ人の係員に聞いてみたところやはり代替便を手配するとのことでした。いろいろ調べてくれて、自分の希望も伝えたのですが今日の直行便はすべてのクラスであいておらず、別のルートだと当日便はサンディエゴーアムステルダムー東京の便しかないとのこと。これも面白そうだと思いましたがオランダで遭難してもさらにこまるので明日の直行便に振り替えてもらい、ミールチケットとホテルチケットをもらいました。これはまたしても新しい体験であります。行きにも思ったけどおまえらのせいなんだから酒くらい飲ませてくれてもいいだろうと。

ちなみにチケットは発行されずreference number(アルファベットと数字の組合せの6ケタのやつの、飛行機乗るとき大事なアレですね)だけくれて、これだから。と言われました。JALのサイトで見てみたら登録されてたのでこんなもんかな。

なぜか今回は$18のチケットだった

教訓5:振替チケットのときはかなり希望が通る。自分のわかる限り自分に有利な切符を発券してもらうこと

トラブルになると焦りますが、Alaska airの係員の人は到着空港をNRTで調べていました。今考えてみるとHNDでもいいし、極端な話大阪でも北海道でもいいから国内までの切符を交渉してそれから先のことも相談してもよかったと思います。

で、その窓口のおばちゃん職員(supervisorと名札にあったからそれなりの人なんだと思うし協力的でした)は「これからお前の荷物を取り戻してくるから荷物の特徴を教えてほしい」と。そんなアナログなのかよ…   自分の荷物のひとつはなんの変哲もないキャリーバッグでしたが、もう一つはだれかのblogにあったお土産詰め込み用最終兵器であるところのIKEAの青い袋だったのです(FRAKTAっていうやつでジッパー付きのが300円で売っていて異常に丈夫)。One of my luggage is the very IKEA blue bagということでウケが取れるかと思ったのですがあちらの方がおお真面目でした。確かに荷物が見つからないとますます飛行機の出発が遅れるわけで。

教訓6:荷物はなるべくわかりやすく

で、荷物をつかまえたら次はホテルの確保をするから、お前はbaggage claimに行って荷物を受け取ってほしい、そのあとでまたカウンターで、というところで念のために自分の電話番号だけ伝えておいて別れました。

で、baggage claimに行っても自分の荷物が全くみつからず、職員に「gate 26のところにいた係の女性でsupervisorという人が対応してくれたからその人に聞いてほしい」と散々伝えてなんとか荷物と再会。ああ、(名前)か、といわれたのでその名前を今度は自分が発音できるようになるまで繰り返し、かつスペリングも再度教えてもらいました。ちなみにJAL便に振り変えられたので荷物もそっちにもってっちゃったらしいです。

教訓7:係員の名前は必ずメモしかつスペルアウトできるようにすること。これ留学中も苦労したんだけど、アメリカ人の名前って例えJohnとかTomとかであっても聞き取りにくいんですよ。だから聞き流してあとで調べるクセがついちゃってるんだけどそれはよくないということ。とくにトラブルのときは話が通じている人から離れると最初からやりなおしだし、制限エリアの行き来はそんなに簡単じゃないので。

荷物を手に入れたあとホテルチケットを手に入れるのにもおんなじような苦労があったんですけど、省きます。一旦パスポートまで渡されて係の人が昼食で消えて行ってここで詰んだと思ったとか、まあいろいろと。

で、もらったチケットはYクラス、つまりエコノミー正規運賃扱いです。これ以上のトラブルは仕事にさし障るので直行便を選びましたが、シアトル経由にしたらFOPが片道で9000くらいになって得なんだよなー、とあとから思いました。念のためJALのカウンターで変更してもらえないか確認しに行ったらカウンターが閉まっていて残念無念。シアトルで乗り継ぎに失敗しておけばシアトルに1泊できてよかったかもしれない。

でもおかげでお土産買う時間とビール飲みに行く時間ができてよかったです。

まとめ

  • 1回の発券で目的地まで行くことになっていたので航空会社の責任でチケット変更を行ってもらえた。安売りチケットサイトであるようなチケットを区間ごとで取るのは要注意
  • 乗り継ぎ便があるときの出発遅れについてはちゃんとカウンターで大丈夫か確認する。
  • 定時運行率最高は伊達じゃない
  • 最後に役に立つのはin personでの交渉と電話。ちゃんと自分の要求伝える
  • これが英語とか日本語とかだったからなんとかなるけど他の言語だと遭難する可能性高い
  • ハンバーガーうまい
  • アメリカのビールうまい
  • 住んでたことがあるからって適当に買い物してたらクレジットカードの引き落としがとんでもないことになってた。注意

アラスカ航空の乗り継ぎではまったので報告するよ

こんにちは。

仕事でアメリカに来ています。久しぶりのアメリカなので血中ハンバーガー濃度を上げるべくハンバーガーとビールばっかりの毎日です。楽しい。

FOP修行中なのでSan Diego までJALの直通便があるのにもかかわらずFOP倍増キャンペーンをやっているという理由でSeattleでの乗り継ぎ便を選びました。これが全てのトラブルの始まりとなるのでした。Seattleまでは JALクオリティで何も問題ありません。最後まで隣が空きそうな席を選んだんだけど飛行機自体が満席だったようです。

SeattleからはJALのコードシェアでアラスカ航空での運航だそうです。ということでシアトルについたらなんと飛行機がキャンセルになってしまっていました。

ちょうど画面が切り替わるところでAirlineが謎だけどCancelled。

Maintenanceとか言ってたのでなんかまあしょうがないか、という感じです。

乗り継ぎのカウンターで新しいチケットを発行してもらうのですが、「次の飛行機は満席なのよ、ごめんなさいねー、priority seatにしときますからねー、遅くなるからmeal couponも出しとくねー」という感じでなんとかならんのかよ、という感じ。ミールクーポンはじめて見た。ちなみにLunchとDinner2枚もらいました。どこでもいくらでも使える、と言われたと勘違いしてステーキハウスを探したのですが、その最中に$12しか使えないということに気付き激しくがっかりします。

それ以上はチケットを発行したJALに相談してくれ、という感じだったのでまず北米地域のJAL(+1-800-523-3663)に電話します。日本のJALにもかけたのですが時差の関係で夜明け前だったのでつながらず。窓口で相談してほしい感じだったのでセキュリティエリアを一回出てJALの窓口に向かいます。

教訓1:セキュリティエリアは自由に出れる、入るには再度セキュリティチェックが必要

教訓2:トラブル時には電話をかけられる端末が必要。可能なら国内電話扱いのやつが望ましい。最終的には生きている電話が文字通り生命線になりうる

いろいろ相談したのですが運航便のあるSouthwestはJALで対応できずどうもlegacy carrierだけのチケット振替ができる模様。結局早いチケットには振替できずTacoma airportのラウンジで居眠り数時間待機することになりました。Elysianというビールはなかなかよかったです。お陰で時差ぼけにもならず。

外に出て観光すればよかったとあとで気づきました。

教訓3:Priority passがあると長時間の待ち時間もあまり苦にならない

教訓4:待ち時間の長い時は外に遊びに行かないとラウンジでのやる気がうせる

乗ったAlaska airlineはなんかザ・国内線って感じでした。ノリとしてはSouthwestに近いかも。4歳くらいの女の子がキャビンアテンダントのお手伝いをしていて最後に機内放送でお礼を言われていました。なんともアメリカ的。Prior seatはちょっと広いだけでほとんど何も意味がなかったです。

 

シンガポールとマレーシア行ってきた その2

こんにちは。

というわけでなんとかバスをつかまえて国境越えに成功したのが22:05。記念のスクリーンショット。右側には太いパイプが3本。2本はマレーシアから輸入している原水、1本はマレーシアに輸出する上水だとのことです。ここ壊れたらシンガポールの人困るよなぁ、とか思いつつ渋滞路を進みます。

確か直前まではSingtelでバリ3だったんですが、Malaysia側に入ったら一旦シグナルが途切れました。しばらくするとMAXISというやつに切り替わりましたが一旦モバイルデータのON/OFFが必要だったと思います。

SIMカードは今回も安定のAIS Sim2Flyです。日本でactivateしてからそのまま入れっぱなしですが、3カ国で問題なくローミングしています。

JB側でもimmigrationを通過しますが、とくに問題なし。そのままJB sentralという駅舎の方に向かいます。

マレーシア語はローマ字読みがそのままローマ字で記載するのでcentralじゃなくてsentralです。Taxiじゃなくてteksiだし、pharmacyはfarmasiでなかなかスペルミスっぽくて楽しくて良い。

Johor Bahruの駅周辺の構造は縦(南北)に細長くって、東側からCheckpoint ー 道路 ー JB sentral駅 ー 道路 ー JB City square(ショッピングモール)ー 道路 ー ホテルやら銀行やら ー 道路 ー ホテルやらいろいろ工事中 ー 道路 ー ローカルな感じの店、っていうようにCheckpointから遠ざかるほどローカル感が増えてきます。南に行くとCity squareの先からは一気にアジアのローカルな感じになります。

北を向いてみるとこんな感じなのですが、

南を向いてみるとこうなって低層建築がたくさんある、という感じです。ライトアップされててきれい。

そもそもJBはMalaysiaの第二の都市なのですが、Singaporeとの距離を利用して、深圳ー香港みたいな関係で商業・工業地区としての開発を進めよう、ということでいろいろgentrificationを進めている・進めていたところらしいのでした。だからでかいショッピングモールやらホテルやらがにょきにょき建っているようです。ただ建っているのがやたら高級なコンドミニアムばっかりで地元の人に利するようになっているかはちょっとわかりません。

ホテルはcity squareからちょっと北に行ったAmari Johor Bahruというところにしました。1泊8000円ちょっとでプールまで着いてきます。早くついてプールで泳ごうと思ったのですが、事前準備が不十分で水着を持って行くのを忘れました・・・

Night marketをやっていました。現在深夜0時くらいです。

マレーシア飯。Warung Pokok Cherryというところ。安い。

ちなみにマレーシアはイスラム教国なのでお酒は売ってますが高いです。ビール500mLが500円以上しました。ヒジャブをかぶっている女性がいっぱいいたりして、シンガポールとは別の国に来たんだな、という感じ。

バス乗ってるだけだから楽だと思っていたら、思いの外国境越えでいろいろ疲弊したので、ホテルに到着して周囲を歩き回って寝たのが2時くらい。起きたら10時過ぎでしっかり寝坊しました。もったいない。

シンガポールとマレーシア行ってきた その1

 

こんにちは。

帰りのChangi international airportからお送りします。

例によって数日休みが取れたのでどこかに修行に行こうということでJALの安売りページをみていたらマニラ行きの切符が安かった。フィリピンはなんか修羅の国らしくっていろいろ注意しろ注意しろとあらゆるところに書いてあったのでためらっていたのと、マニラからViganという世界遺産の町に行くのに、ホテルの問い合わせを待っていたら5月に突入してしまい、そうなったところで安い切符が取れなくなってしまいあきらめざるを得ませんでした。Plan Bを探さないといけません。Singaporeは大昔15年以上前に行ったことがあったのでなるべくなら行ったところのない国に行きたかったのですが、都合が合わなかったのでいろいろ考えてSingapore再訪にしました。

近年Singaporeに行く人にとっては、Marina Bay Sandsに泊まるか否か、というところが大きい問題らしいです。つまりSingaporeにはシティリゾートしに行くわけで女子旅とかにはよさそうです。一泊に最低$400をはたくのもあれなのでもっとおもしろいitineraryをたてることにします。シンガポールは宿泊費高いじゃん、じゃあ他を考えよう、というのが自分の立ち位置です。

Singaporeは小さい国なので隣国のMalaysiaに陸路で行くことができることを知りました。普通に路線バスがJohor Bahruまで行ってくれるらしい。ジョホールバルはサッカーのワールドカップで日本では有名ですが、他のことでどのくらい有名かはわかりません。試しに行ってみたいと思いました。

今回の休みは4日間なのであまり時間はありません。羽田からChangiに行ったあと、そのままJohor Bahruに行くプランを立てました。仕事の都合があるのとなぜか盛り上がりに欠けたので、旅のブループリントはたてたものの具体的なことはあまり決めずに、まあ英語通じるから何とかなるっしょ、という気持ちでいい加減にしてしまいましたがこれがいろいろトラブルを生むことに。ガイドブックも一応購入したりブログをいろいろチェックはしたんだけど、今回の新しい取り組みとしてKindle unlimitedで読めるlonely planetのガイドブック「だけ」をガイドブックとする、ということにしてハードルを上げることにしています。Johor Bahruのページは3ページしかありませんのでさっさと読み終わります。

シンガポールでの入国は、滞在先にJohor Bahruと記載します。みんなJBと略すので、JBだけでもいいらしいです。入国審査官に「へえJB行くの。」と聞かれたので、1泊してまたSingaporeに戻ってくる予定だと伝えそのまま問題なくパス。

ChangiからJohor Bahru行きのバスはTerminal 2ないしTerminal 4からでています。JAL便はTerminal 1に、ANA便はTerminal 2に到着するようです。Terminal 1から2への移動はAirport linkというやつで移動することになります。Johor BahruへのバスはTerminal 2のCoach bayのbooth 9か10というところから出発します。Changiの案内看板には日本語の記載もありますが、「観光バス乗り場」と記載されておりこのバス自体の存在はあまり記載がなくとってもわかりにくいです。Terminal 2 coach bayです。大事なことなので2回書きます。

いろいろな人のBlogを読むと、SBS TransitというのとCauseway Linkという2つの会社が主に国境越えバスを運行しているようです。ほかにもあるようですが調べ切れませんでした。ただしChangiからでているバスはこの2社ではなくTranstarという会社で、かつ1時間に1本程度のバスしか運行されていません。Tourist informationでも「このバス逃すと次のは23時だから気をつけて」と言われました。終バスの1本前の21時のバスが運休になっているようです。下の写真にあるTS1という名前のバスなのですが、やはりあまり本数はありません。Transtarのオフィシャルのページはこちら。

すべての陸路での国境越えはWoodlands check pointを通過するのですが、バスで通過する人についてはimmigrationを越えたあとに同じ会社の後続のバスにチケットを見せることで乗ることができます。つまり、Changiからのバスは本数が少なすぎて待てど暮らせどチェックポイントにはこないのです。もうちょっと日中なら1時間待てば次のバスがくるのかもしれませんし、私が乗ったTS1ではなくもっとマメに運行しているらしいTS8のバスなら捕まえられたかもしれません。

みんな歩くWoodlands checkpoint

Woodlandsでは荷物を全て持ってバスを降ります。そこでSingapore側の出国審査を終えます。さっき書いたばっかりのSingapore入国手続き書類の半券はなぜか回収されませんでした。階段ないしエスカレータを降りるとそこはJohor Bahru checkpoint行きのバス待ち合わせ場所です。アルファベット数文字で会社別に並ぶように書いてあり、AC/TSと降りたすぐ目の前に看板があります。また、階段の後ろを向くとSBS/CWと書いた看板があります。これがバス会社の略語になっています。

バス停のお巡りさんやらまわりの人にさんざん聞いたところ「TSで待っていればいいけれども長い時間がかかる」「ここ(AC/TS)は普通は会社所有のバスが止まるところで違うと思う、一般客は後ろ(SBS/CWのこと)のどちらかに並ぶ」「ここから乗っても新たに料金を払えば問題ない」などの情報を得ました。焦っていたのもあり写真はナシです。すみません。というわけでTranstarに頼るのはやめて、路線バス170番に乗ることにしました。バスの料金は乗るときに払います。Woodlands checkpointからJohor Bahru sentralまではSGD2だそうです。会社といえば、会社ぐるみでSingaporeとMalaysiaを往復して働いている人たちがいるんですね。

このとき自分は空港でキャッシングしたSGD120しか持ってませんでした。$10札があればなんとかなるだろう、と思っていましたが甘かったようです。周りに両替できるところは皆無です。バス会社の人に聞いてみたら「周りの人に頼め」とのことでおい・・・ と困っていたらアラブ系の若い人が両替してくれました。自販機もありましたがSGD2, SGD5しか受け付けていません。

というわけでChangiからJBに直接行くのには注意が必要です。

教訓

  • 交通手段についてはちゃんと下調べすべし
  • 小銭大切

続きます。

トランジスタ式ミニワッターVer 5を中華トランジスタでつくる

こんにちは。

自作オーディオは部品にこだわる人が一定数いると思います。このメーカーのこの石(の、このロット)じゃないとだめ、とかいう人もいます。もちろん部品に物量を投入したらそれなりにいいものができると思いますが、回路形式の方が与えるインパクトが絶対大きいと思います。

というわけで部品に逆向きにこだわりなるべくお金がかからないように、持続可能な自作を試みたいと考えています。

Aliexpressからいろいろ半導体を仕入れていたのはこれが目的です。ネットで有名なぺるけさんの設計されたトランジスタ式ミニワッターをなるべくお金のかからないように、かつ継続的に製作できるように世界の半導体工場となった中国製の謎のトランジスタをつかってみたいと思います。さてさてどうなることでしょうか。楽しみですね。本ページを見て本家のぺるけさんの方に質問を書いたりするのはやめてください。あくまでこのページは思考実験やらn=1の実験だったりするわけでして。真似するときは自分の責任でお願いします。

最新型であるmini watter ver.5(15V版)では初段は2SK170の差動、次段は2SA1680の差動、出力段は2SA1359/2SC4935のSEPPとなっています。あと次段の定電流回路用にVCEsatの低い2SA950が、電源回路に適当なNPNの小さめパワートランジスタが必要なのでした。19V版をトレースしたかったのですが、単純に19VのACアダプタがないという理由で15V版をトレースします。

部品箱を漁ると取り外した東芝製2SK170-BLのペアがみつかったので初段はありがたくこれを使うことにします。念のため2SK117のcounterfeitも購入しているのでこれは次回の課題です。ちょっとはかってみたらIdssが2SK170並によく流れる石のようなのでこれも使えるでしょう。

次段はBC639/640(の偽物、100本で189円)、終段はTIP41C/TIP42C(の偽物、10ペアで191円)、定電流回路はBC640(の偽物)でトライしてみることにします。当然ですがこれらは中華トランジスタでフェアチャイルドやオンセミの純正品ではありません。本当は抵抗やらコンデンサやらも中華で固めたかったんですが、わざわざ手持ちにある部品をあえて購入するのはもったいないので今回はニチコンやらルビコンやらそれなりに有名なメーカーのブツを使います。

    1. 終段

終段はあんまり難しくないと思います。1Aくらい流してhFEが低下しないこと、かつバイアスが整流用ダイオードの順方向電圧に近いもの、というのが条件となります。

もしバイアス調整に難儀するようであればバイアス調整可能な回路にしちゃえばいいんだと思いますし、1N4007じゃなくて2A品のUF2010とかを持ってくればそれでもなんとかなると思います。

実機をみてみるとあっちっち度では次段のBC640(偽)の方が高くって、たぶん終段には問題ないのでしょう。19V版を組んだときに(いつ?)再検証します。

    1. 次段

hFEの高いPNP型トランジスタということになります。コレクタ損失が170mAということなのでこれは最低限カバーしないといけません。BC639/BC640(偽)がどの程度のIcまで対応可能かわかりませんが、元祖オンセミのデーターシートだと0.5Aと書いてありかつhFEもへこたれてきていないので、偽物は少なくとも本物より性能がいいと考えてそれを使います。hFEの直線性などは圧倒的に東芝の方が純正onsemiよりいいです。日本の半導体はあなどれないと思えます。(偽)はどうなっているかわかりません。とりあえず触ると熱いですがちゃんと動いているようです。

2SA950がオリジナルでは選定されています。VCEsatが低いこと、すなわち低電圧動作が可能な半導体が選択されています。VCEsatが低いトランジスタは通常は電流がたくさん流せるやつです。Onsemiのデーターシート(本物)を見ると0.05Vくらいから一応hFE 10は確保されているようです。じたばたしていてもしょうがないし2SA950の手持ちはないので(2SA1680で代替できそうだけれども)BC640(偽)は電流が流せそうですなわちVCEsatも低いに違いない、と考えそのまま使うことにします。

定電流回路まわりを抜き出してみました。電源電圧である約14.4Vを分圧+ダイオードの電圧降下分でベースの電圧を固定しています。実測ではV+とV-の間は14.32Vでした。ダイオードのVFが0.643Vで、5.6Ω間の電圧は0.350Vとなりました。5.6Ωは実測で5.5Ωくらいだったので、63mAくらいの定電流回路になっていると思います。VCEは0.499Vとなりました。問題はこのBC640(偽)がこのような定電圧でトランジスタとして成立しているかです。4.7K(実測は4.60K)の両端電圧は13.29V、160Ω(実測154Ω)の両端電圧は0.391Vくらいです。そうするとIbとしてはだいたい0.35mAくらい流れている計算になります。IC/IBがhFEですから、この場合はhFE≒180くらいになっていると思います。つまりVCEはこの定数では飽和はしていないようです。定電流回路として成立していると判断できます。

ただしV+とBC640のベース間の電圧は実測で1.045Vとなりオリジナルより0.1Vほど高い値となりました。ぺるけ式のアンプは電圧についてかなりイモヅル式で精密に計算しているので、これで問題があるかどうかということでは問題があるかもしれません。とりあえず鳴ってるのでよしとしましょう。

    1. 初段

すみません。今回は手持ちのジャンク2SK170 BLを持ってきてしまいました。2SK117(偽)についてはあとで考察する予定とします。

 

上記の組合せでがんばって製作します。万能基板は中華なやつを導入したのでタカス基板のような便利なものとは無縁です。エッチング不良で隣のパターンとショートしていますが、それも折り込み済みで配線しました。ジャンパーを飛ばすのは面倒なので、UEW(ウレタン被覆線)で多層配線として誤魔化しています。アナログ回路向きじゃないのはわかってるけど、でもさあ。

視力が最近落ちていてハンダブリッジを見落としたり、がんばって中華ハンダを使おうとしたら鉛free品で融点がえらい高くて結局作業しにくくてしょうがないので手持ちの普通のハンダに切り替えたりとか、くだらない苦労はありました。

いろいろ計測してダメ出しを今行っています。

  1. TIP41C/42C(偽)だとVBEが0.063Vくらいで、1N4007をとりあえずバイアス調整用につけていたのですがこれでアイドリング電流が100mAくらいです。問題なさそうなのでそのままにしてあります。終段はとりあえず問題なさそうです。
  2. 次段のBC639/640は普通のTO-92パッケージでちょっと華奢な気がします。結構熱くなっていますが少なくとも定格オーバーということはなさそうです。
  3. 初段は安定の東芝クオリティです。何も問題ありません。
  4. 定電流回路は今検証中。
  5. 音は悪くなさそう。

また更新します。写真もあった方がいいよね。

とりあえずかかった費用なぞについてメモ;

  • 電源スイッチ:6Pのやつ5個で$2.14届いたらON-OFF-ONの切り替えだった。
  • 終段トランジスタ:TIP41C/42C(偽)10ペア(20本)で¥191
  • 次段トランジスタ他汎用:BC639/BC640(偽)200本で¥377
  • 放熱版:TO-220用10個で¥169
  • 初段FET候補:2SK117(偽)20本で¥169
  • 万能基板(小)秋月C基板サイズ、エッチング不良ブリッジありもHigh quality!とか記載がある 10枚で¥152
  • 万能基板(中)秋月B基板サイズ、こっちはかろうじてOK  5枚で¥141
  • LED 3mm径 つめあわせ100個で¥112
  • 今回は千石で買った日本製を使ったけれど16V4700uF 10個で$2.64

トラブルを楽しむための海外通販ですので、マトモな作品をつくるための人にははっきりいってお勧めできません。ローエンドとしてはこういう作品もあるということで。

留学先で出会った中国の人はみんな尊敬できる人たちばかりでした。中国製部品が尊敬できるかはちょっとわかりません。テスターで測定する限りではそれなりに使えるのではないかと思います。そもそも既製品を購入したところで内部の部品はほとんど得体のしれないかもしれない中国製ではありませんか。手元の部品はこれらの通販部品と混じらないように別に保管しようと思ってはいますが、十分に使用に耐えるのではないか、と(いい方向に)勘ぐってしまいます。

2SK117(偽)を測定しました。16本測定してIdSSが19.8mA〜23.4mA、ぺるけさん式に2mAのIdを流したときのバイアスは-0.636V〜-0.742Vとオリジナルからかけ離れた値になりました。もうちょいと考察します。

 

 

謎のトランジスタ

こんにちは。

思うところがありaliexpressでトランジスタを購入しました。

トランジスタっていうのは、まああれだ、電子部品の一種で、増幅っていう作用をするやつですね。見てもらった方が早い。

これが買ったやつ。BC639/BC640のコンプリメンタリ・ペアとTIP41C/TIP42Cのコンプリペアです。Fairchildのロゴが入っています。

この3本足の生えたパッケージが日本では絶滅危惧におちいってて、今は表面実装品しかありません。半導体立国とか言っていたのは20年以上前の話で、日本製でこういった部品を手に入れるのは難しいわけ。難しいとかいいつつ、普通に秋葉原に行けばまだ売ってるし、あるところにはあるわけなのですがだんだんなくなってきているのです。

一方AliexpressといえばAlibabaグループの海外向けのECサイトとして有名です。利用した人はわかると思うけど、あり得ない値段と、それ以上にあり得ない送料でいろいろなものを購入することができます。スマホケースなんかタダみたいな値段で売ってます。

みんなも困ってると思うけど(困ってない)、国産の半導体が手に入らなかったら海外製に手を延ばすしかないわけです。そこで小電力用のトランジスタと小さめのパワートランジスタをいろいろ物色していたわけです。

米国滞在中からいろいろ検索した結果では、日本のようにトランジスタの種類が山のようにある(あった)ようではなく、昔からある部品がそのままパッケージを変えてずっと使われているような感じです。2N3055とかがそれですね。なんとなく海外のメジャーな半導体は性能が悪いな、って思ってました。多分ディスクリート時代の東芝やら日電がえらい優秀だったんでしょう。

で、買ってきたこいつらは送料込みで1本2円くらい、10円くらいの値段がついてるわけです(当然100本単位の購入になります)が、性能もなぜかオリジナルのものよりかなりチューンされているようです。当然Fairchild製ではなくて中国の深圳とかのどっかのメーカーが作っているものというのが本当のところでしょう。

Fairchildのデータシートによると、たとえばBC639はhFEがmin 40, max 160となってます。Icにもよりますが、VBEは0.6V-0.8Vくらいになってるようです。が、手元のBC639はhFE 289, BC640にいたっては350もあります。TIP41C/42CはそれぞれhFE 171/203でした。数本はかってみましたがこんなもんらしい。

もともとこいつらは2SA1680/2SC4408や2SA1359/2SC3422あたりの代替品にならないかともくろんで購入したものなので、hFEが高い分にはいいのですが電流流したときにへこたれないかどうか心配です。

ちなみに以前ヤフオクでこれも中国製と思われる1%金属皮膜抵抗詰め合わせ、っていうのを買ったんですが、平気で数%以上の誤差があります。ユニバーサル基板も買ったけどエッチングが甘くってとなりのランドとショートしてる。全てが戦いですね。

買って安心してしまうと勿体ないので、何かつくってみようと思います。もしちゃんと動いたらえらい安上がりなのでいいですね。

あ、2SK117のfakeっぽいのも買ってみました。どきどき。

I’d bought some transistors from Aliexpress.  As you know, it is getting difficult to purchase through-hole semiconductors in today’s market in Japan. Although you can get some in Akihabara area, it is getting hard.

The transistors I got were engraved Fairchild logo mark. However, I guess these are knock-off product from Shenzhen area in China or somewhere.

I have measured hFE of these transistors and found all of them have extraordinary high hFE levels compared to original Fairchild datasheets. A BC639 has a hFE level of 289; a BC640 has 350. TIP41C/42C have 171/203 respectively.

I think these values are fine because I’d like to use them for the substitute for transistors had sold in Japan like 2SA1680/2SC4408, 2SA1359/2SC3422. However, I have no idea if I use under special conditions, such us high collector current.

I will try to make some product in a little while…

またバンコク行ってきたので報告するよ

こんにちは。

連休がありまたFOPを稼ぐためにバンコクに行ってきました。JL033/034のエコノミー・プレミアムエコノミーです。ちょうどソンクラーンという仏教の新年、というより水かけ祭りの最中になりよかったのか悪かったのか。

前日夜まで用事があり、そのあと羽田まで車で行き、駐車場にそのまま車を置いて飛行機へ、というparkあんどflightな感じの旅程でした。JAL便は羽田を夜中発ってバンコクに早朝着、バンコクのSuvarnabhumi airportを夜発で羽田早朝着なので、機中泊を入れると4泊3日、つまり3日の休みでしっかり現地で3日使えるという非常に便利なフライトでした。がんばって飛行機の中で睡眠をとります。AKG N20NC最強です。が、自分のネックピローとちょっと干渉するんで位置あわせにはすこし注意が必要です。何も覚えてないのでちゃんと寝れたんだと思います。

朝イチでSuvarnabhumi airportに到着しairport rail linkでホテルに向かいます。前回はDon muang airportだったので空港からバスを捕まえる必要がありました。やっぱりこちらはflag carrier向けの空港ということでいろいろゴージャスな感じがします。

現地のお金はクレジットカードの外貨キャッシングとしました。三菱UFJ nicos扱いのJALカードを使ったんですけど、あとになってこの繰り上げ返済は銀行振込のみ、ということが判明しました。こんなとこで借りると返すのが大変です。使っちゃいけません。海外キャッシング需要の大きいと思われるJALカードでこれってなんなんだろう。セゾンカード扱いの他のカードを持っているので、今度からはそれを使います。

海外で使うカードは基本的にはメインじゃないカードのがいいと思います。メインカードを使っていてFraudに出くわすと引き落とし系の登録を全部変えなきゃいけないんで、捨てアドレスじゃなくて捨てクレジットカードにしましょう。ぜひ。

 

前回はちゃんと観光してアユタヤ行ったりお寺行ったりしたので、今回はマーケット行ったりスーパー行ったり、ただ飲んだくれたり、完全に不良な感じの旅行です。でも目的があって、本が買いたかった。タイ語入門の本は日本だと高いから、現地で手に入れられればいいんじゃないかと。あと何回訪タイするかわからないけど。

朝食はカオマンガイ。ข้าวมันไก่สมปอง Rama IV Rd, Khwaeng Khlong Toei

これで50Bahtです。間違えじゃないかと思って何回か聞き直しました。今回写真はCarl Zeiss Jena 35mm/f2.8 とやらのオールドレンズ1本でいっています。揚げ物にピントが合っていないのはご容赦ください。

そのまま中心部まで行ったんですが、ソンクラーンでそこら中で水鉄砲が売っています。

昼食はThanyingというそれなりにしっかりしたレストランを日本から予約しました。Emailで普通に予約できます。タイの王宮料理とやららしいです。

まあこういうナプキンの用意っぷりからすごいレストランなわけです。Dress codeを気にして私は襟つきのシャツとパンツスタイル(長ズボン)で参戦しています。

この海老の揚げ物はとてもおいしいかった。他の料理もおいしくて。ビール2杯飲んで合計で900Bahtくらい。チップを記載する欄があり、18%程度追記して1000Bahtちょっと。それなりの値段だとは思いますが、その価値はあったとも思います。

ただ自分としては複雑な心境というか。

日本にいるとあんまり気にしないというか、これが日本のいいところとも思うんですが、誰でもどんなとこに食事行っても許容されると思うんです。もちろんそれなりにTPOをわきまえた格好をするのは必要だけれども。

タイでごはん食べるのは50バーツから数千バーツまでかなりの開きがあります。私の隣の席は育ちのよさそうな現地の家族の昼食会でした。

つまりそういうことで、いろいろ本を読んでわかったんだけど、こういう、観光客にとって「すごいコスパの高い食事がある」っていうのはそのままその国にはすごい貧富の差がある、っていうことです。我々は観光客なのでそういうカースト(文字通りカーストです。この場合)からは外れて好きな店に好きなだけ行って、「ああここは安くてうまくていいよね」とか「ここはすごいレストランでいい経験をしたよね」とか思えるけど、現地の人にしてみたら多分最初のカオマンガイ食べてる人たちはあんまりこういうレストランには来ない。逆もまたしかりで、自分の隣で昼食会してたリッチそうな家族は多分屋台メシなんか食べない。日本なら勝負かけるくらいの意気込みで一流レストランに行けるけど、そうじゃない国もある。

今回の観光は、そういう格差をなんとなく考えることになりました。まあ実際はソンクラーンで水をぶっかけられまくる旅だったわけですが。

昼食とったあとホテルにチェックインしなおし。暑いんで一日に一回はホテルに戻ってシャワーを浴び直して日焼け止めを塗り直しています。

ホテルはSilq Bangkokというところ。なんでここにしたかというと、前回の反省

  • バンコクの渋滞すごい
  • 結局BTS/MRTが便利
  • 駅チカのがいろいろよさそう

ということがあり、BTS Asok駅とかMRT Sukhumvit駅のソバのこのホテルにしました。あともう一つ理由があって、それは

  • AirBnBで予約できる

です。日本の民泊新法の成立直前に日本でAirbnbを予約する必要があり、Airbnbの都合でキャンセルになっちゃったので数万円分のクーポンが残存していたからなのです。というわけで今回のホテルはエアビーのおごりであります。

デラックスダブルの部屋にアップグレードしてもらいましたが、ベッドがうれしいくら大きくて横に寝ても縦に寝てもはみ出ることはありません。でかいだけじゃくてちゃんとシーリーのポケットコイルのマットレスでうれしい。結局寝相が悪いので斜めに寝ることになりました。

アメニティもバスローブ、スリッパ、シャンプー、石鹸、バスジェルなどは装備されています。日本だと持ち帰り可なディスポっぽいスリッパは「持ち帰り禁止」です。ディスポじゃないのです。要注意。

お客さんは何となく日本人が多いです。日本語は通じなかったですが英語は普通に通じます。日本人向けにプロモーションしているのか聞いたのですが、とくにそういうことはないとのこと。総じてスタッフの人もフレンドリーでまた再訪してもいいかな、という印象でした。ここはお勧めです。

今回は何も予定がないので、町歩きです。パンティッププラザとかクロムトン市場とか、濃いめのところを回りました。空き店舗が多いのは実際空きなのか、ソンクラーンで開いていないのかわかりませんでしたが最初の「普通の観光」に加えて普通に町歩きできてよかったんじゃないかと思います。

またレバ刺し食べた。