Hammerhead Karoo2のバージョンアップした夢を見た

こんにちは。長い夢を見ました。夢の話なのでまねしたりするときは自己責任でお願いします。

5月のことでした。日本のあるメーカーからの要請によりHammerhead Karoo2から電動シフトやシフターの追加ボタンに関する機能が取り除かれました。これはHammerheadが別のメーカーに買収されたことにより、日本のあるメーカーとはライバル関係になってしまったからのようです。

今まであった機能としては、今のシフト位置の表示、シフト回数の記録、シフター追加ボタンに機能を設定すること、などがあげられます。自分のロードバイクの変速システムは日本のあるメーカーのものなので、別のメーカーでどういう表示がされているのかはわかりませんでしたし、その機能がほしかったのでKaroo2自体のアップデートもしばらく行っておりませんでした。これまでにいろいろ機能が追加されたり、そもそも常にアップデートされ続ける、という他社にはない利点があるサイコンだから購入した夢を見たのですが。

さてKaroo2はAndroid 8で動いているスマートフォンのようなサイクルコンピュータです。Google Playには対応していませんが、アプリのサイドロードは公式に認められています。つまりどういうことかというと、apkファイルさえ用意できればアプリのインストール自体は自由自在にできるということです。海外のunofficial Karoo掲示板をみるとosmand+やらamazonのアプリストアやらWhatsappやらTelegramやらいろいろインストールしている人がいるようです。

今回みつけてきたのはki2というapkファイルです。リンクはgithubのところです。曰く

Ki2 is an app/addon/plugin for Hammerhead Karoo 2 devices. It is a companion app for electronic shifting groupsets produced by a Japanese company.

https://github.com/valterc/ki2

とのこと。頼もしい限りで自分の使い道にはぴったりだと思いました。

Karooにアプリをサイドロードする方法は以下のところに記載があります。見本ではzwift入れてますね。

https://www.dcrainmaker.com/2021/02/how-to-sideload-android-apps-on-your-hammerhead-karoo-1-karoo-2.html

真ん中へんに方法があります。

  1. USBケーブルについて、Karoo1ならmicroUSB、Karoo2ならUSB typeCのケーブルとか。
  2. Karooのdeveloperモードをオンにする
    1. Karooの電源をいれる
    2. Setting→About→Build Numberを「Developer mode」になったと表示がするまでタップ(確か7回だと思う)
    3. 一個戻ってDeveloper Optionsを開きUSB debuggingを有効化
  3. Windowsの場合、https://developer.android.com/studio/releases/platform-tools をwindowsコンピュータにインストール。インストールはzipファイルを展開するだけなのですが、DC rainmakerの人はAndroidフォルダというのをつくってそこに展開したそうな。
    Macの場合も同じところからダウンロードして展開して、adbというファイルにpathを通しなさいとのこと。
    1. 自分の場合はちょうどこの記事を読んでいたときに動かしていたubuntu linuxでやりました。apt install adb でインストールはさっくり終了です。
    2. Macでhomebrew使っている人も、brew install android-platform-tools でインストールはさくっと終わると思います。
  4. KarooをUSBケーブルでコンピュータに接続します。Select USB ConfigurationをMTPに変更します。
  5. コマンドラインにおり、adbにpathが通っている状態で、
    adb devices
    とやることでKarooがオーソライズされるので、あとは好きなアプリをインストールしほうだいです。
    adb install ほにゃらら.apk
    1. Ubuntuでやる場合、パーミッション関係のエラーが出るので、adbサーバをroot権限で動かす必要がありそう
      $ sudo adb start-server
      $ adb devices
      $ adb install ほにゃらら.apk
  6. successと表示されれば完成です。

面倒なのはadbをコンピュータにインストールするところで、それ以外は一瞬で終わります。自分はすでにadbがインストールされていたので簡単でした。私の解説もいい加減なので、「android adb アプリ インストール」あたりで検索するともっといい解説があるんじゃないかと思います。

というわけで早速ライドに行った夢を見たのですが、ちゃんとシフト自体も表示されていて非常に良好です。とはいうものの、気合いいれて走ってるときってこれ見ないんですよね。

シフト回数もサイコン自体に表示することは可能ですが、Hammerhead dashboardには載らないようです。この辺は妥協が必要かとも思います。そもそもシフト回数って必要かなあ。

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